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2020-06-11 07:04 | カテゴリ:未分類

中共コロナウイルス(俗称CCPvirus: Chinese Communist Party’s corona virus :国連の呼称ではCOVID-19)に感染した動物園の飼育員(ヒト)から、ネコ科である「トラ」が感染した。ヒトから「家ネコ」にも汚染した。ネコからネコへの感染も報告されている。
   
  動物園では高価な同じネコ科の「ピューマ」や「チータ」や「ライオン」や「パンダ」が警戒されているようだ。もちろん霊長類のゴリラやチンパンジーやオラウータンも要警戒だ。しかし、まだネコからヒトへの感染は報告されていない。感染しないほうがおかしいと思うのだが。

 

ペットではヒトからネコばかりでなくヒトから「イヌ」へも感染した。当然飼い主が 気が付いていないだけで、イヌからイヌへの 感染も起こっていることだろう。
   
  前にも書いたが、とにかくすべての哺乳動物はACE2という中共ウイルス受容体タンパクを、体の各組織の細胞膜表層に持っている。だからやたらにイヌ・ネコ・ウサギ
・ハムスター等のペットの毛皮などを愛撫するのは危険である。かれらは舌や手足で毛つくろいするときに、つば(唾)を使う。このつばに中共コロナが一番高濃度に含まれているらしいからである。かわいいからといって、その毛を「撫ぜた」ヒトは己の指先から、無意識に鼻や唇を触って、感染する可能性が高い。

    

先日中国共産党政府も同意して国連のWHOが「決議」した中共ウイルス発生の起源を調査するための、国際調査団の武漢への立ち入りを、早くも中国共産党政府は前言を翻して一方的に拒否した。中共コロナウイルス汚染源の実態が一向にまだ解明されていない。(もっとも、中国政府は勝手に自国で調査して、分厚い報告書を作成して自画自賛しているようだが、何しろ誰かが紹介してくれないと、外国人にはその中身が分からない)

 

勘ぐるに、武漢のウイルス研究所か、中国に秘密に散在する軍事機密バイオ兵器研究施設では、コウモリの「sarsウイルス」の感染子であるSparkタンパクをゲノム編集していた。各種の変異Spark遺伝子導入ウイルスを、実験用マウスに感染させる実験系で、その感染力を検定していた。中共ウイルス汚染の発端は、その遺伝子が実験着に着いてP4施設から漏れたか、下水道や排気口から空中に散布されたか、注入された実験動物が海鮮市場に下取りされたか、のいずれかであろう。

 

このように、中共コロナウイルスはもともとマウスへ容易に感染するので、マスクやフィルターの飛沫感染患者からの防護効果を、マウスの実験系で検定しているハーバード大学(?)のグループの発表があった。

 

今年に入って欧米では、5か月という短期間に驚くべき速度でこれまでに1000報以上のCOVID-19関連の論文が発表されている。これらの中共コロナウイルス感染研究グループの論文の共著者の中には、けっこう中国の研究者が紛れ込んでいる。中国人のみの研究者集団の論文も、これまでに1000報以上に昇るといわれている。もしかしたら、これらの研究者の一部にはバイオ兵器開発の共犯者が紛れ込んでいるかもしれない。

  「マスクの研究」や、続々と発表される中共コロナウイルスによる「環境汚染」の中国側の研究論文は、ちょっと偽善的だ。中共コロナウイルス発生源追及を忘れさせるためのカモフラージュ研究ではないのかと小生は疑っている。

 

中共ウイルス感染者の排泄する大便が流出する流域下水道からも中共コロナウイルスが検出されることが、最近分かってきたので、日本の自治体や大学でもこのような研究が計画実施に移されているようだ(これらは流の後追い研究だが、やらないよりやったほうがいいだろう)。世界中の主要都市で広大な編み目のような延々と連なる流域下水道を生息域とする、都会の「ドブネズミ」が、中共コロナウイルスに感染していることは小生には確実と思われる。もちろんドブネズミを食べる野良ネコも汚染しているだろう。野良ネコと仲良しになった家ネコは汚染しているだろう。知らぬは飼い主ばかりなり。

 

かつては、宿主のネズミに寄生する「ノミ」がペストの媒体(ベクター)であったので、今回の中共コロナウイルスの媒体に、ネズミのノミや「シラミ」からヒトが接触感染してもなんら不思議ではない。また家庭や病院の下水が滞留する道路わきの溝やマンホールがあるとすれば、これから夏にかけて、ボウフラがわくので、ボウフラが羽化した蚊が媒介して、汚染した8本の節足で、中共コロナウイルスがヒトに「そっと」接触感染しうる可能性も否定はできない。

 

現在、急激に気温が上がってきたので、台所から出る生ごみ袋の中では、2日もしないうちに、しきりにコバエが発生している。いずれ、生鮮食品を販売する商店街では普通の「イエバエ」(蠅)も発生するだろう。これらによる中共コロナウイルス接触感染も怖い。

 

友人から「アメリカから帰ってきた息子家族が、行政により、2週間ホテルの最上階に隔離されたあと、中共コロナウイルスのPCR検査で陰性だったので、やっと解放された。そこで、久しぶりに、1軒屋の我が家で家族で団らんした。孫(7歳の女の子)が獣医師さんになりたいといっているのだが、この子は、庭の家庭菜園で育てているキャベツの青虫を捕まえて渡しても平気で手のひらで遊ばせている。ところで、青虫にはCOVID-19は感染していませんかね ?」と尋ねられた。ちょっと返事に窮した。

  この友人は、早くから「ペットからも中共コロナウイルスに感染しませんかね ?」と何度も電話で尋ねてきていたのだが、小生が生(なま)返事をするうちに、新聞報道ではヒトからネコやイヌへの感染報道がなされたのであった。まだ「ネコ」から「ヒト」への感染を実験的に証明した研究論文はないと思うが、彼には実に庶民感覚の先見の明があったと思う。

  危険な「ネコ」から「ヒト」への人体実験は許されないから実証できないのだが、ネコからヒトへの感染は実際のところ頻発している隠れた感染ルートではないだろうか。ネコは勝手に家の内外を行き来するので、始末が悪いペットである。

 

コロナウイルスは夏に弱い、と一般的いわれているが、現在もヒトからヒトへの感染を繰り返すうちに世界中のどこかでは、ヒトの体内で「15日間で一回」遺伝子変異を起こしている、と報道されている(文献を読んだわけではないが)。だからなのか、地球の裏表で、寒い国でも暑い国でも関係なく、現在進行形で中共コロナウイルス感染が猛威を振るっている。
  
  勝手な予想が許されるならば、「暑い夏向きに感染力強い中共コロナウイルス遺伝子」が日本人の体の中で潜伏適応変異して、日本ではこの超新型コロナウイルスがいきなり真夏にも蔓延するかもしれない。そうなれば2番目のパンデミックである。ノミ、シラミ、蚊、を恐れるゆえんである。

   

カビやノミやシラミの死骸はアレルギー源でもある。小生は、季節にかかわらずベッドを「ダニパンチ」なる市販の高温風機器で、殺菌・殺ダニ・殺コロナ処理している。
     
  25年前であるが、小生の父は88歳の高齢で、高知の自宅で、真夏なのに布団を太陽で干す力(ちから)も気力なかったからなのか、万年床で、急性肺炎になって、わずかに1週間で死亡した。畳と敷き布団の間はカビだらけであったのだ。何の肺炎かわからずじまいで、医者は投げ出してしまったのだった。父の両肺のレントゲン写真は肺炎菌で真白だった。
 
(森敏)
追記1: 日経サイエンス7月号の出村政彬編集委員による解説記事では、WHOが掌握しているデータベース内の論文は15000件を超えているとのことである。だから現時点では、すでに30000件を超えているだろう。

 追記2:下水道からのウイルスモニタリング調査は、まずまずの成功のようだ。今後も、測定件数を増やすなどして、益々精度を上げていく努力が必要かと思う。
 

コロナウイルス、下水に第2波の手がかり 国内で初検出

新型コロナウイルス

井潟克弘

2020619 1100

 下水に含まれる新型コロナウイルスの検出に富山県立大と金沢大の共同研究グループが成功した。ウイルスは富山、石川両県内で感染拡大前から検出されており、第2波の流行の兆候を早期に知る手掛かりになるという。

 調査したのは、いずれも環境工学が専門の県立大の端昭彦講師と金沢大の本多了准教授。感染者の排泄物(はいせつぶつ)から、ウイルスが検出されていることに着目。35日から、神通川左岸浄化センター(富山県射水市)や犀川左岸浄化センター(金沢市)など計4カ所の下水処理場で調査を始めた。

 週に一度のペースで処理前の下水約100ミリリットルを採取。100倍程度に濃縮してから、PCR検査を実施した。その結果、424日までに採取した27サンプルのうち、7サンプルからウイルスが検出された。国内で検出に成功したのは初めてという。

 下水からウイルスが検出され始めたのは、それぞれ石川が3月下旬、富山が4月上旬ごろで、感染確認が急増する710日前から検出され始めた。両県で感染者が急増した4月中旬以降、検出したサンプルも増加傾向だったという。

 共同研究グループは現在、富山市の処理場1カ所を加えた計5カ所で調査を継続中で「下水から兆候がつかめれば、エリアごとに早期に感染対策を取ることが可能になる。今後も調査を続けたい」と話している。

 感染者の排泄物に由来するウイルスの量を調べる下水道のモニタリングは、第2波の兆候を捉える方法の一つとして、海外でも注目されている。国内では5月から、日本水環境学会のメンバーと自治体が連携し、東京都横浜市などでモニタリングが始まっている。(井潟克弘)

 



2020-04-04 13:11 | カテゴリ:未分類


  言問(こととい)通りに陸橋があり、そこは昨年いっぱいかかって建て替え工事があった。

  その下を歩いていると、橋の直下の車道脇に一株のタンポポが旺盛に生えていた。

  よく見ると、蕾と花で合計30本ばかり抽苔しており、細い葉が65本ばかり異常に多く、一本だけ、奇形の太い花茎が抽苔していた。(図1に赤い矢印で示している) 茎の基部から切り取って見るとこんな感じ(図2)であり、数本花茎が合体すなわち帯化(たいか)している。


  花茎の頭の方から見ると8本ばかりの茎の合体であることがわかる。

  今年は、小生は足腰が劣化している上にCOVID-19(武漢ウイルス)のせいで、電車に乗るのが怖いので、いつもの近郊の奇形タンポポ多発地帯への定点観測地にまだ出かけていないのだが、意外にも身近に奇形のタンポポを今年初めて見ることができた。

  この図1の車道脇は橋梁工事のために何度も道路がはがされては埋め戻されたりしていたので、このタンポポは明らかに、昨年どこかから飛んできた種子が発芽して大きくなった一年めの植物と思われる。

  このタンポポの生え方は、あらゆる意味で、小生が、野生の奇形タンポポから採取してきた種子を、研究室の人工気象室で約半年かけて育てて、発生した、奇形タンポポの生え方と酷似している。




たんぽぽ全景1 
図1.車道脇の奇形タンポポの株。わかりにくいが赤矢印tが奇形の花茎。道路側の黄色は駐車禁止ライン。手前は人道側の鉄柵。
たんぽぽの生えてているところは頭上の橋の上から、水が落ちてきて流れ込む、比較的水の供給が豊かだと思われる。


 
 
  
 
 
 
スライド3 

図2.図1の奇形の株を切り取ったもの。生長しているうちに合体した花茎がてつぃ亀裂が入っている。 
 
 

スライド2 

図3. 図2の花茎の多頭を裏側から見たもの。 この後生長していくと、黄色い萎れた花弁が散って、一気に綿毛となるはずのものである。
 
  
 
(森敏)
   
付記: 本件に関しては、以下のポット試験の結果の口頭発表原稿をご参考ください。

タンポポの帯化遺伝子は次世代に遺伝する

森敏・中西板井玲子・安彦友美・森淳・山川隆・丹羽勝・中西啓仁
2016年9月 日本土壌肥料学会講演要旨集)
  
  
追記1: 4月9日には、東大農学部正門を出て左側に通称「弥生の交番」があるが、その近くの銀杏の木の下に、昨年と同じく、今年も奇形の帯化タンポポを見出した。よく見ないと判別できないが(図4赤い矢印)、接写すると図5のようで、前述の図3に酷似している。ただしこのタンポポの株は葉の数葉12枚、茎の数は6本と少ない。黙って通り過ぎると見れども見えずである。この株は銀杏の街路樹の踏圧防止用鉄版の枠の下から生えているので、年中保護されており、昨年と同じ奇形株のものと思われる。
   

 
スライド1 
図4.左は本郷通り。赤い矢印の先が帯化タンポポ。 
 
スライド2 
図5.図4の拡大写真
2020-03-14 18:33 | カテゴリ:未分類

   以下のアメリカの女性がCOVID-19に罹患して回復した、症例報告は、小生にはとても参考になる。具体的な生活の態様の中での罹患から回復までの詳細な記載なので、罹患していない我々が何をどう云う風にふるまえばいいのかがとても参考になる。
     日本人の場合も、罹患者が勇気を出して、このような報告をしてもらいたいものだ。
     感染症専門家たちの包括的な話でも、具体的な指示がありわかりやすいのだが、やはり迫力に欠ける。


パニックにならないで 陽性判定も回復の米女性 新型コロナを語る 
2020/03/14 08:00

AFP=時事】パニックにならないで。でも、高リスクの人たちのことを考えて、体調が悪いと感じたら外出しないで──新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性とされ回復した米国人女性は、不安な人たちに向けこのようなシンプルなメッセージを発している。

 エリザベス・シュナイダー(Elizabeth Schneider)さん(37)が住む米ワシントン州の最大都市シアトル(Seattle)は、世界的に流行している新型コロナウイルスによる感染症で、米国で最も多くの死者が出ている。シュナイダーさんは「みんなが少しでも希望を持ってくれれば」との思いから、11日のAFPのインタビューで自らの体験を語ってくれた。

 とはいえ、「もちろん、のんきに構えていればいいという話ではない。高齢者、基礎疾患のある人はたくさんいるから」だ。

 つまり、もし体調が悪いなと感じたら、そういう高リスクの人たちに自分が近づかないよう、「細心の注意を払って外出を控えるべきだ」と説明する。

 インフルエンザのような症状が初めてシュナイダーさんに現れたのは225日、あるパーティーへ出席した3日後だった。

「朝起きたら、倦怠(けんたい)感があった。でも、その前の週はずっとものすごく忙しかったし、仕事に行かなくちゃと思って起きたときにいつも感じるだるさと変わらなかった」

 しかし昼前には頭痛が始まり、熱も出て、体のあちこちが痛くなった。バイオ技術企業のマーケティングマネージャーを務めているシュナイダーさんは、半休をとって家に帰ることにした。

 しばらく寝て起きてみると、大変な高熱になっていた。計ってみると、39.4度もあった。「その頃にはもう震えが止まらなくなっていて、悪寒もし、手足がヒリヒリと痛んだ。それでちょっと不安になった」

 シュナイダーさんは薬局へ行ってインフルエンザの薬をもらった。熱は数日のうちに下がり始めた。新型コロナウイルスに感染したときによく見られるせきや息切れといった症状はなかったため、「大丈夫、これは新型コロナウイルスではない」と思ったのだ。

■「ちょっとクールかも」

 しかし23日してから、友人のフェイスブック(Facebook)の投稿で、同じパーティーの出席者の中に似た症状が出た人たちがいたことを知り、怪しく思い始めた。何人かはシュナイダーさんと同じようにせきも息切れもなかったため、新型コロナウイルスの検査を求められなかった。

 自分も新型コロナウイルスの検査は断られるだろうと思ったシュナイダーさんは、「シアトル・インフルエンザ研究(Seattle Flu Study)」という名の研究プログラムに連絡。検査キットを送ってもらい、綿棒で鼻の粘膜を採取して送り返した。

 すると37日なってこの研究の担当者から電話があり、検査の結果、新型コロナウイルス感染症で陽性反応が出たと告げられた。

 母親にそれを言うと泣き出してしまった。シュナイダーさん自身は「ちょっとうれしい驚きだった。ちょっとクールかもと思っていたから」と笑いながら言った。「症状がもっと重かったらそんな風には感じなかったのは確かだ」

 検査結果が出たころには、シュナイダーさんの症状はすでに治まっていた。しかし保健当局からは、最初に症状が出てから少なくとも7日間、または症状が治まってから72時間は外出を控えて家にいるように言われた。

「みんなにはパニックにならないでと伝えたい。ひょっとして感染したのかなと思ったら、多分検査を受けた方がいい」

 さらにシュナイダーさんは言う。「命に別状があるほどの症状でなければ家にいて、薬局で買える薬とたくさんの水を飲んで、よく休むこと。見たかったテレビ番組の一気見とかしていれば治る」

【翻訳編集】AFPBB News
  
   
     
(森敏)

付記: 小生は、歩数稼ぎの散歩がてら、、道行く人やドライバーで、マスクをしている人物が何パーセントいるかを観察してみた。 朝の10-12時ごろほぼ同じ道路を歩いてみた。全く荒っぽい計則ではあるが。
      
 3月5日(曇り) 495人/666人=74%
     

3月6日(快晴) 270人/497人=54%

3月7日(曇り)314人/410人=77%

3月13日(快晴) 579人/884人=65%
    
これで見ると、約半数以上が天候にかかわらずマスクを着けている。
しかし、ベビーカーや幼稚園児とおもわれる幼児はなぜかマスクを装着していない場合が多いようだ。
一般の車の運転手やタクシードライバーはほぼ例外なくマスクをしていた。

大阪大学の感染症の権威がテレビで「私はマスクをしてません」などと確信的にいうもんだから、国民が惑わされて、マスクをしなくなると、健康のために散歩している老人には実にいい迷惑だ。
 
追記1。今日は3月15日(日曜日)だが、昼間に歩いていて観察すると、マスクをしている人が半数に満たないようだ。
そろそろマスクの貯蓄量がなくなってきたのか? マスクを着けて緊張する生活が維持できなくなってきたのか。熱しやすく冷めやすいのが特徴の日本人だから、少し心配になってきた。花粉が飛んでいるし。

実は小生は肺炎球菌ワクチンを打っている上に常日頃からマスクをしてもう8年になる。奇人変人と思われている。

2020-01-07 05:37 | カテゴリ:未分類


被覆肥料溶出のメカニズム1
   


  肥料業界ではコーテイング(被覆)肥料対策が急務になってきた。なぜかというと、現在世界を揺るがせている海洋でのプラスチック汚染の中には、被覆肥料の物理的外皮膜に用いられている合成高分子物質の分解産物が含まれている可能性があるからである(上図)。

  この被覆肥料の被覆資材である合成高分子プラスチックの総量に関して、どこを調べても、厳密な統計が入手できないので、あくまで推測だが、この施肥効率が非常に高い被覆肥料を、特に水田で用いている日本の場合は、被膜は比重が軽いので水に浮遊して水田の水尻から川に排出されて、最終的に沿岸部に流出しているマイクロプラスチック量が世界でも高い水準の可能性がある。それを川魚や回遊魚が捕食している。
   

 
      以下に、日本肥料アンモニア協会が発信している記事を転載する(上図と共に,以下の記事もネットからのパクリなので出典がわからない)。この文章の終章で書かれている提案は、これで対策が十分とは到底思えない。被覆資材に生分解性樹脂を利用するなどが、常識的には考えられるが、海洋での分解性など難しい課題が山積していると思う。
   
  せっかくの日本人(藤田利雄:元チッソ研究員)が世界に先駆けて開発したチッソ(N)による環境負荷の少ない世界に誇るべき被覆肥料を、なんとか生かして使いたいと思う。
  
    
海洋漂着プラスチックを巡る肥料業界の対応について

日本肥料アンモニア協会

 

弊会は被覆肥料の殻の問題として、プラスチック含有被覆材を環境中に排出することを抑制するため、肥料袋に注意書きの記載やチラシの配布などにより改善を進めてきた。加えて各メーカーも、分解性のある素材への転換を図ってきた。

然しながら、海洋漂着プラスチック問題は国際的に大きな問題となっており、業界全体で一層の対策を講じる必要性があると考える。

従来の肥料では、作物へ基肥・追肥と数回に分けて施肥していたが、数回の施肥作業は農家へ負担を強いていた。被覆肥料は、肥料の利用効率が速効性肥料に比べて格段に高く、全量基肥施肥あるいは施肥回数の削減を可能とした。施肥の省力化は、農家の方から高い評価を得てきた。大規模農家においては、経営の効率化に、その他高齢農家においても夏場の施肥の省力化により体力、健康面でも支持されてきた。

農水省においても、施肥量を減らすことが出来るので肥料資源が有効活用されること、圃場系外への肥料成分の流出が抑制され水系富栄養化が抑制されること及び温暖化原因のNOガス発生が抑制されることなど、環境に配慮した農業が可能と位置付けられて来た

◎対応策

肥料業界として、以下の基本的な取組み方針を表明する

①従来から被覆肥料殻の農耕地からの流亡防止のため、包材などへの記載などにより農家へ注意喚起を行ってきたが、流通・農家との協力を深め、継続して一層の強化徹底を図る。

②被覆肥料殻の環境中での分解性について、更なる向上を目指し、併せて被覆樹脂使用量の削減に向けた技術開発を継続して進める。

③他の機能性肥料の活用場面の拡大などを推進する。

 

 (森敏)
付記:なお海洋生分解性プラスチック開発についての、国によるロードマップについては以下のタイトルで、先日発行されたばかりの「化学と生物」誌の1月号に、実にタイミングよく、詳述されている。今後も連載される予定だとか。

海洋生分解性プラスチック開発・導入普及における課題とわが国の取り組み

海洋プラスチックごみ問題への挑戦

根本耕司*1早田拡生*2梅北栄一*1

*1 経済産業省産業技術環境局研究開発課エネルギー環境イノベーション戦略室*2 国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構国際部

 

化学と生物 Vol.58 No.1 Page. 40 - 45 (published date : 202011)



追記:

河川などに肥料用カプセルや人工芝の破片 ベンチャー企業が国内100地点で調査

毎日新聞2020年3月25日19時26分

 プラスチックごみ問題の解決を目指すベンチャー企業「ピリカ」(東京都渋谷区)は25日、5ミリ以下の「マイクロプラスチック(マイクロプラ)」の流出状況について、河川など国内100地点で調べた結果を発表した。98地点で確認され、田んぼや運動場から流出したとみられる使用済みの肥料用カプセルや、人工芝の破片が目立った。

 2019611月、12都府県の73の河川や港湾、湖で専用機器を使って水を採取し、浮遊するマイクロプラの量を調べた。調査は18年に続き2回目。今回は調査地点や地域を広げ、マイクロプラの流出に地域性があるかなどを調べた。

2019-11-05 11:48 | カテゴリ:未分類
図1  
 図1 google map 上に氾濫地点を赤い矢印で表示した。崩壊地点のすぐ上流の橋は鷹ノ巣橋 
 
図2

図2.鷹ノ巣橋から下流を眺めた左岸。先の方が崩壊している


 
 
 
 図3  
 図3.図2の堤防崩壊付近の拡大図
 
 
図4 
 図4 越水して堤防の背側がくずれて、池ができて、草木が拡散している
 
 
 図5
図5.鷹ノ巣橋から上流左岸の眺め。右下にサケの魚道がある。滔々と流れて来ている。ここの堤防は橋が越水していても崩れていない。
 

 
 図6
 図6.鷹ノ巣橋を右岸から眺めた。橋脚に草木が絡みついている。向こう(左岸)には橋が越水した時の灌木などが打ち上げられている。堤防の下は魚道。
 
 
図7 
 図7.やすらぎ荘の空間線量計 6.589マイクロシーベルト/h。
 

 
 
土砂汚染図1 
河川の土壌粒子が宮城県、福島県、茨木県の太平洋にも流れ込んでいることがわかる。
   
   


浪江町を流れる普段は実に美しい高瀬川渓谷の流れは下流で請戸(うけど)川と合流して請戸漁港手前の太平洋に流出する。ちょうど国道253号線(落合浪江線)が高瀬川に接する間際に、鷹ノ巣橋という、(橋のパネルによれば平成2年に竣工された)頑丈な橋がある。(図1

   

我々はいつもこの橋を渡って、この高瀬川が180度湾曲している、その孤島のような内陸部の川沿いにある「老人憩の家 やすらぎ荘」という老人ホームで定点調査を行っている(図1)。この建物は原発事故で強度に汚染されて今は閉鎖されているが、永久に使用されることはないだろう。その理由は、ここの庭に公的な定点観測装置が設置されていて、我々が浪江町の帰還困難区域に調査に入ることを許可されて、入れた2015年ごろには、ここの空間線量は10µSv/h以上という高い値を示し、建物の内部も放射能汚染がひどかったからである。

 

今回もこの鷹ノ巣橋を渡って、対岸のこの建物敷地の調査に入ろうとしたら、なんと! 橋のたもとに異常な量の枯れた流木や枯草の茎や根が集積していた(図6)。小生には一目で、この橋の左岸が越水したためだと分かった。そこで橋のたもとに車を止めて、橋から下流と上流を観察したら、下流側の50メートル下の堤防が崩壊していた(図2、図3)。堤防の裏の土地に10メートルx20メートルぐらいの大きさの陥没池ができていたので、堤防を越えた川水の越水によって、堤防の裏側が削られて、コンクリートの堤防が崩壊したことが容易に想像された。越水によって逆流した橋のたもとの家屋?が散々に崩壊していた。橋と堤防から乗り越えてきた土砂や草木が建屋全体にかぶさっていた(図4)。

 

橋の上から眺めると左岸の上流側と下流側にかけて、なんとサケの魚道ががっしりと100メートルばかりにわたって施工されていて、皮肉なことにそれはびくともしていなかった。淡水漁業組合による強い要請を受けて、しっかりと作られているものと思われた(図5)。

 

平成2年浚渫のこの橋の橋梁は頑丈な1本であったためか、ここには上流側の上部に多くの草木が絡まっていたが、多くの流木はここに絡まずに下流に流れて、橋の崩壊はなく、健在だったようである(図6)。

 

今回、件の「やすらぎ荘」の敷地は6.589µSv/hという空間線量を示していた(図7)。過去の写真撮影からの記録では20161113日には9.888μSv/hであったので、この3年間の放射性セシウムの半減期から計算した減少率からすると少し急激すぎる。やすらぎ荘の敷地は低地にあり、孤島の山側から急こう配でこのやすらぎ荘の周りを経由して高瀬川に流れこむ土砂が放射能をいくらかは消し去ることになったかもしれない。今回やすらぎ荘の中まで浸水した様子がなかったのだが。

 

今後も異常気象で、台風や豪雨のために、福島の山林の放射能は、意外に土壌表面の強度に汚染した落ち葉層や腐植層や土壌の粘土鉱物自身が豪雨でえぐられて、河川を通じて、海洋に放流される率が高くなるのかもしれない。そのために沿岸では低質にすむカレイなどの魚が、一時的に放射能値が上がる可能性がある。漁業組合にとっては、耐えられない事態であるのだが。(先日も2019104日に福島県5.2キロ沖でとれたシロメバルが100ベクレル/kgという基準値以下ではあったが、53ベクレル/kgであったということで、漁業組合でも販売中止問題になったところであった。)

 

実際、JAXAの人工衛星画像でも、かなりの遠洋沖まで、今回の1013日の15号台風の豪雨により、河川の流砂が太平洋岸に拡散している最中であることが明白である。(JAXA衛星画像参照) 

 

   
(森敏)


追記1.この辺りは帰還困難区域に指定されているので、普段は人があまり通らないところなので、氾濫しても堤防の修復はずっと後回しになるような気がする。


追記2.11月14日の時点でも、朝日新聞や福島民報でも、福島県内の調査でこの場所が決壊していることの報道が全くなされていない。誰が調査をしているのかがわからないが、帰還困難区域の調査は後回しなっているのだろう。

 

 

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