FC2ブログ
2020-10-28 16:26 | カテゴリ:未分類

   最近立て続けに、群馬県でベトナム人による組織的犯罪事件が報じられている。

その一つは違法薬物(覚せい剤)の密売集団である。

もう一つは夜陰に乗じた大胆不敵な農家からの家畜や果物の大量盗難事件である。

まだ確たる情報ではないが、いずれも、「中共コロナ(COVID-19)」によって、ベトナムからの技能実習生が、雇い止めになり、日本での生活が困窮しているがゆえの、日本全国に散在する男女を交えた在留ベトナム人の集団的な組織的犯罪であると思われる。

 

テレビで監視カメラに映ることが分かっていながらも夜陰に大胆不敵な行動をしている姿を見ていて、その姿や振る舞いから、これらの犯人は決して日本人ではないと思っていた。今回実行犯がベトナム人と報道されて、小生は思わず「うーん」と唸ってしまった。

 

なぜかというに、小生らベトナム反戦世代では、アメリカに勝利した、不屈の「ベトコン」に対するイメージがいまだに強く、多少の畏敬の気持ちがあるので、ベトナム戦争独立後の、ベトナムに関しては、あまり悪いイメージを持ちたくない深層心理があるからである。

 

先日、菅首相が就任後、真っ先にベトナムとインドネシアを外交訪問して、インド・太平洋「中国包囲網」の連携を力説しており、両国首脳は親善ぶりを見せたから、ベトナムは親日かとノー天気に単純に思っていた。

 

ところが先日、間接的に友人から回ってきた現在ベトナム在住での日本人研究者○○さんからのメールでは、

 

「ベトナム滞在歴の長い○○」の実感としては、ベトナムは親日国ではありません。反日国と断定して間違いは、ないでしょう。その理由は、技能実習生を奴隷扱いしてきたこと。そして日本人のベトナム人差別がひどいことです。

 と断定されていた。
   
  小生が知っているベトナム人研究者グエン君は実にいい奴だったが、10年前に夭折した。また、小生の知人は現在ベトナムで別荘を持っており、なかなか快適な生活をしていると毎年の年賀状をいただいていた。研究室の先輩や後輩はハノイ大学で教鞭をとっていたこともある。だからベトナム人は日本人とコンタクトがいいのだと思っていた。単純で実にうかつだった。

 

  菅首相はまだ経験が浅いので、あまりベトナム人の対日の気心が分かっていないだろう。国内のベトナム人を、大切にしないと、実質的な環中国包囲網も、今のままでは、ざるになるかもしれない。真の同盟のためには、ただ単に、兵器や戦艦を供与(貸与?)すればいい、というものでは全くないだろう。

     
  
   

 

違法に家畜を解体か 群馬県警、ベトナム人ら滞在のアパート捜索

2020.10.28 13:15 産経新聞

 

 群馬県など北関東で相次いだ家畜や果物の盗難事件に絡み、群馬県警は28日、と畜場法違反容疑で、同県太田市のアパート一室を家宅捜索した。県警によると、26日に入管難民法違反容疑で家宅捜索した住宅とは別の場所で、ベトナム人が滞在。違法に家畜を解体していた疑いがあるという。 家畜や果物の盗難は、今年夏から秋にかけて北関東各地で起きており、群馬県では豚約710頭、ニワトリ約140羽、ナシ約5400個が盗まれている。

  

違法薬物密輸、ベトナム人10人逮捕
10/28() 11:45配信 TBS NEWS

ベトナム人の違法薬物密輸グループの売人や指示役ら10人が警視庁に逮捕されました。薬物はベトナム人コミュニテイで売買されていたとみられています。 警視庁は、ベトナム人のグエン・ディン・ドゥック容疑者(25)ら10人を覚醒剤を所持していた疑いなどで逮捕しました。 今年5月下旬、ベトナムから成田空港に国際郵便で送られた荷物の中から、靴の中敷きの下に隠された覚醒剤などの違法薬物が見つかり、警視庁が捜査を進めたところ、売人のグエン容疑者や指示役の関与が浮上しました。 グループの関係先の家宅捜索では、覚醒剤や合成麻薬のMDMAが見つかったということです。グエン容疑者は「ガラスパイプで使用した」と容疑を認めているということですが、ほかの9人は否認しています。 JNNは、SNSでの違法薬物売買に関わっているというベトナム人の男性に知人を通じて話を聞きました。  「物は、箱に詰めて飛行機でベトナムから送られてくる。でも最近厳しいから全てが通るとは限らない。僕の家に送ってもらって、ここから客に送る」(違法薬物の売買に関わるというベトナム人) 男性は技能実習生として働いていますが、新型コロナの影響で生活が厳しくなり、薬物売買に関わるようになったといいます。  「会社の仕事は最悪で1か月働いても8万円。だから、この仕事を5か月前から始めた」(違法薬物の売買に関わるというベトナム人) こう話す男性にJNNの記者は、知人を通じ、薬物の売買をやめ、警察に自首するよう促しました。  今回摘発されたグループもベトナム人コミュニティ内で違法薬物を売買していたとみられ、警視庁は実態解明を進める方針です


追記1.次々に明らかになる、ベトナム技能実習生の困窮情況
     
技能実習生など集めた違法賭博の実態 SNSで参加者募る

2020127 552 

日本で働くベトナム人技能実習生などをSNSで集め、違法な賭博が各地で行われている実態があることが関係者への取材やNHKが入手した映像で明らかになりました。犯罪グループが関わっているとみられ、支援団体や警察は安易に参加しないよう呼びかけています。

NHKが入手した違法賭博の映像です。

行われているのは「ソック・ディア」と呼ばれるベトナムの丁半ばくちで、ことし夏に愛知県内のマンションの部屋で撮影されました。

映像では胴元と呼ばれる人物の掛け声で参加者が1万円札を何枚も賭けている様子が確認できます。

関係者によると多い時には100人ほどが集まり警察を警戒して開催場所は頻繁に変わるということです。

参加者はSNSを通じて集められ新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなったり解雇されたりした技能実習生が「簡単にもうけられる」などとして誘われるケースも多いということです。

賭博に参加したことがあるベトナム人実習生は「違法だとは分かっていたがコロナの影響で貯金が無くなりベトナムで暮らす家族にも仕送りができていなかったのでお金を増やそうと思って参加した。結果的には借金がさらにかさみ今では軽率だったと反省している」と話しています。

主催しているグループについては「さまざまな犯罪に関わっているマフィアのような集団だった。賭博のほかにマネーロンダリングなどの仲介も請け負っていた」と話しています。

こうした違法賭博は各地に広まっているとみられ、ことし10月には大阪で賭博による借金トラブルで客の男性の指を切断したとしてベトナム人の男が逮捕される事件も起きています。

警察が警戒を強めるとともに、外国人実習生の支援団体などは安易に参加しないよう呼びかけています。

賭博に参加した実習生の証言

違法賭博に参加したことがある20代のベトナム人の実習生がNHKの取材に応じました。

2017
年に技能実習生として来日し建設会社で働いていましたが、働く環境が厳しく職場から逃げ出したということです。

その後、知人の紹介で大阪や愛知などの自動車部品の工場でアルバイトをしていましたが、ことしに入ってからは新型コロナウイルスの影響で、仕事がなくなり貯金もほとんどない状態だったいうことです。

そして6月に、SNSで賭博の参加者を募る投稿を見つけ10万円を借りて参加したといいます。

実習生は「多い時は一晩で100人の参加者がいた。違法とは分かっていたが新型コロナの影響で貯金がなくなりベトナムで暮らす家族にも仕送りができていなかったのでお金を得ようと思って参加した。結果的には借金がさらに増えて今では軽率だったと反省している」と話しています。

賭博を主催しているグループについては、「さまざまな犯罪に関わっているマフィアのような存在だった。マネーロンダリングなどの仲介も請け負っていて高い手数料を得ていた」と話し、賭博に参加したことなどをその後、警察に相談したということです。

NPO「誘いに安易に乗らないよう注意を」

日本で働くベトナム人を支援しているNPO法人「日越ともいき支援会」の代表、吉水慈豊さんは「新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中、仕事を失う技能実習生が相次いでいて、生活が困窮してお金を増やそうとSNSで誘われた賭博に参加するケースも急増している」と指摘しています。

そのうえで、「技能実習生を巻き込む犯罪グループも多く、違法な賭け事などの誘いに安易に乗らないよう注意してほしい」と呼びかけています。



2020-10-02 16:05 | カテゴリ:未分類

      
  学術研究者がかくも侮辱的に抹殺されるとは!
    
  今回、以下の記事に掲載されているように、学術会議から学術会議会員として推薦されて、菅首相から、これまでの全員採択の慣例を破り、任命を却下された学者たち6名は、人文社会科学系の研究者達ばかりです。
    
       学術会議が会員を推薦するときには彼らの業績について当人に対して、事細かな研究目録と業績内容を要求しています。内閣官房に彼らの業績を評価できる人材はひとりもいないでしょう。推薦された人材は間違いなくその学問の世界の一流の人材だからです。
   
  6名却下の本心はただ単に「曲学阿世」という、イデオロギー的に気にくわない奴だという政治的な理由からだけでしょう。これは菅首相によるあまりにも軽率なふるまいとしか言いようがありません。

     
  日本の研究者数はこの10年で70万人(うち大学等の研究者は18万人)から65万人(うち大学等の研究者は14万人)に漸減(近年は横ばい)しているそうです。今回のような内閣が人事に辣腕をふるっても、ただ単に日本の研究者集団が与党の票にはならないからいいんんだ、と思ってるんでしょうかね。
      
  こんなふうに思想的に視野狭窄で、菅内閣はやっていけるんですかね。日本中の多くの知識人に嫌悪感を抱かせて。
  
  小生は、中共コロナウイルス隠ぺい以来、習近平がいいたい放題やりたい放題をやって世界に猛反発を食らっている事態を近未来の菅内閣に予感します。
  
 日本学術会議の年間予算はたった10億4,896万円(2020年度)!

 
     小生は学術会議「会員」(約200名)ではなく、過去の6年間学術会議の「連携会員」(約2000名)でしたが、ほとんど手弁当でした。年間4万円ぐらいの給料であったと思います。「会員」の給与も年間20万円ぐらいものでしょう。会員や連携会員はボランテイア活動そのものです。小生は10年前の東電福島第一原発による放射能汚染問題では、結構いろいろ学術会議では働かせられ、学術会議主催の公開討論会のパネラーとして講演したり「土壌科学部会」からのタイムリーな「提言」の提出にも貢献させられました。

  学術会議からは、毎年様々な重要な
提言がなされて、それがつまみ食い的に行政官僚に採択されて、国家予算編成などに反映されています。つまり学術会議は国や地方自治体の官僚の重要な「シンクタンク」でもあるのです。日本の学者達はきわめて地味なので、そのことが、あまりに国民に知らされていないことが、問題ではあるのですが。マスコミ界に派手に登場している民間のシンクタンクの人物たちは、実は結構学術会議の様々な「提言」を参考にしているのです。
   
  それでいて今回のことで、学術会議を「左翼の巣窟」「中国のスパイ網」などと全く誤った見解を流布してインターネット上で学者たたきをして、悦に入っている人物(ネトウヨと呼ぶらしい)のなんと多いことか。
   

         

  中共コロナで民心がざわついているときに、菅首相は、なんでこんなことでわざわざ中央官界から「乱」を起こす種をまいたのだろうか? 弱い者いじめの「菅」は案外小物かも。

  「お騒がせしてすみませんでした」とさっさと撤回したら? 早ければ早いほど傷口が広がらないだろうに。
          
  今回のような法律に強い学者を相手にすれば、菅首相が居直れば居直るほど傷口が広がるだろう。
    
  最後は裁判沙汰になっていくかもしれない。

        
      
         

今回は重要事項なので、以下に NHK NEWS WEBからの全文転載です。

   

日本学術会議会員の一部候補の任命を菅首相が見送り

2020101 2101
    

「日本学術会議」の新たな会員について、加藤官房長官は、午前の記者会見で、会議側が推薦した候補の一部の任命を、菅総理大臣が見送ったことを明らかにしたうえで、これまでと同様に法律に基づいて手続きを行ったと説明しました。一方、学術会議が推薦した人が任命されなかった例はないということで一部の当事者は、撤回を求める要請書を提出しました。

 

加藤官房長官は、日本の科学者の代表機関として国が設けている「日本学術会議」の新たな会員について、「日本学術会議の推薦に基づいて、総理大臣が任命する仕組みになっている。831日に会議から会員候補推薦書が総理大臣に提出され、きょう、99人の任命を行った」と述べました。

そして、今の仕組みとなった平成16年度以降初めて、菅総理大臣が、会議側が推薦した候補の一部の任命を見送ったことを明らかにしました。

そのうえで、これまでと同様に法律に基づいて手続きを行ったと説明し、「これまでは、推薦された人をそのまま認めていたが、今回は、そうではなかったという結果の違いであり、対応してきた姿勢が変わるものではない」と述べました。

一方、加藤官房長官は、記者団が、「菅総理大臣の政治判断だとすれば、学問の自由の侵害にあたるのではないか」などと質問したのに対し、「会員の人事などを通じて、一定の監督権を行使することは法律上可能になっている。直ちに学問の自由の侵害にはつながらないと考えている」と述べました。
 

「しっかりと精査するのは当然」
    

また、加藤官房長官は、午後の記者会見で、会員を任命する基準について「専門領域での業績にとらわれない広い視野に立って、総合的、ふかん的に科学の向上と発展を図り、行政や産業、国民生活に科学を反映、浸透させることを実行していただくという観点から考えていく。任命する立場に立って、しっかりと精査していくのは当然のことだ」と述べました。

一方、今回、会議側が推薦した候補の一部の任命を見送ったことについて「お一人お一人がなぜそうなのかということは、これまでも、いろいろなことがあったと思うが、具体的なコメントはしていない」と述べました。

また、記者団が「日本学術会議の独立性に問題はないのか」と質問したのに対し、「あくまで、総理大臣の所轄に関わるものであり、任命についての仕組みもあるので、それにのっとって対応している」と述べました。
 

学術会議委員の任命手続き

 

日本学術会議の会員は、日本学術会議法という法律によって、任命の手続きが定められています。

この中では、「日本学術会議は規定に定めるところにより、優れた研究または業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し、内閣総理大臣に推薦するものとする」と推薦の手順を定めています。

そして、「推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する」としています。

任期は6年として、3年ごとに半数を任命することも合わせて決められています。
この法律は平成16年度に改正され、現在の手続になっています。
    

一部当事者が撤回求める要請書 
    

日本学術会議の新しい会員について、総理大臣が、推薦された105人のうち6人を任命しなかったことについて、学術会議が推薦した人が任命されなかった例はないということで、一部の当事者は撤回を求める要請書を提出しました。

日本学術会議は総理大臣のもと、政府から独立して政策の提言などを行う日本の科学者を代表する機関です。

3
年に1度、会員の半数を新たに決めるため、学術会議が推薦し、総理大臣が任命することになっていて、日本学術会議によりますと、1日付けで任命する新しい会員として、105人の候補を推薦するリストを提出しましたが、6人が任命されなかったということです。

推薦した人が任命されなかった例は平成16年度に今の制度になって以降、ないということです。

任命されなかった6人のうち東京慈恵会医科大学の小澤隆一教授と早稲田大学の岡田正則教授、それに、立命館大学の松宮孝明教授の3人は連名で会長に宛てて、「研究活動の評価に基づく任命拒否であれば憲法が保障する学問の自由の重大な侵害です。また、学術会議の地位や独立性は、会員の任命が総理大臣の意のままになれば深刻に侵されます。任命拒否の撤回に向けて会議の総力を挙げてあたることを求めます」とした要請書を提出しました。

1
日、新たに会長に選出された東京大学の梶田隆章さんは記者の質問に対して「重要な問題なのでしっかりと対応する必要があると考えている」と話しています。
  

任命されなかった候補の人たちは  
   

日本学術会議の新しい会員に任命されなかった東京慈恵会医科大学教授の小澤隆一氏がNHKの取材に応じ「日本学術会議は科学の振興などについて政府に勧告できるため、独立性が担保されなければならないが、総理大臣が会員を恣意的(しいてき)に任命できれば、会議そのものの地位や独立性、権限が損なわれてしまう。会員の任命拒否は大変大きな問題だと受け止めている」と述べました。

そのうえで小澤教授は、平成277月の衆議院特別委員会の中央公聴会で安全保障関連法案について反対する意見を述べたとしたうえで、「学術の立場から意見を述べたが、これが任命拒否につながったのであれば、研究活動についての侵害であり、日本学術会議の存立自体を脅かすものだ。今回の任命拒否は官邸による人事への介入が、独立性が担保されるべき学問にまで及んだということだ。政府に都合の悪い人たちを総理大臣の意のままに排除すれば国がとんでもない方向に進んでしまう」と述べました。

また、同じく新しい会員に任命されなかった立命館大学大学院の松宮孝明教授は、「おととい、日本学術会議の事務局長から、総理大臣の任命名簿に『名前がない』という話があり、大変な騒ぎになった。政府の意向次第で本来に踏み込んではいけないところに踏み込めることを示した形になり、非常にゆゆしき事態だ」と述べました。

刑法が専門の松宮教授は、3年前の平成296月に「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案をめぐって参議院法務委員会で行われた参考人質疑で法案を批判していました。

松宮教授は「日本学術会議法では、会議が優れた研究や学問の業績に基づいて推薦した人を総理大臣が任命する決まりになっていて、任命は本来、機械的に行われるものだ。総理大臣は学問の研究者ではないので、推薦の基準を満たしているか、会員にふさわしいかどうかは分からないはずだ。『嫌だから任命しない』というのであれば法律違反だ」と述べ、今回の対応を批判しました。

東京大学大学院の加藤陽子教授はNHKの取材に対し、「当方が任命に至らなかったことは事実です。担当の内閣府の側もまさに寝耳に水のことだと思います」などとメールで回答しました。

メールには「内閣総理大臣が学術会議の決定を経た推薦名簿の一部を拒否するという、前例のない決定の背景を説明できる協議文書や決裁文書は存在しているのでしょうか。この決定の経緯を知りたいと思います。有識者として、有識者懇談会から公文書管理法の成立までを見届けた人間として、この異例の決定の経緯に注視したいのです」と記されています。

そして「新会員の推薦は極めて早くから準備がなされ、内閣府から総理大臣官邸には今年8月末に新規就任予定者の名簿と写真があがっていたはずです。それを1か月間もの間、店ざらしにして、新しい学術会議が発足する2日前、929日夕刻に連絡をしてくるというのは、学術会議会員の、国民から負託された任務の円滑な遂行を妨害することにほかならないと思います。総理大臣官邸において従来通り、そのまま承認しようとの動きをもし最終盤の確認段階で止めた政治主体がいるのだとすれば、それは、『任命』に関して、裁量権の範囲を超えたものです」と批判しています。
  

「外した理由開示を」立民 安住国対委員長

立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し「異例なことだと思う。特定の人間を外した理由を開示してもらいたい。日本学術会議の会員を選ぶ際に、過去に政府が提出した法案に対する賛否を参考にするような、政治的意図を持っていたとすれば看過できないので徹底的に国会で追及する」と述べました。
  

共産 志位委員長「学問の自由を脅かす違憲の行為」

共産党の志位委員長は、記者会見で「日本学術会議は、1949年の発足以来、日本学術会議法に基づき、高度な独立性が大原則で、任命拒否は違法だ。憲法23条の学問の自由を脅かす違憲の行為だ。菅総理大臣に対して、違憲で違法な任命拒否を直ちに撤回するよう強く求めたい。野党で共闘して追及していく」と述べました。

  

  
(森敏)
   

      
追記1:以下に、早くも反対声明が出た。これからも続々と出てくるだろう。
   

任命拒否「歴史に汚点」=日本私大教連が緊急声明学術会議

 

2020/10/03 14:28

 菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題で、私立大や短期大の教職員組合で構成する日本私大教連は3日、「歴史に残る汚点」などとして撤回を要求する緊急声明を公表した。

 声明では、学術会議が推薦した会員候補がそのまま任命されることは国会審議の政府答弁でも明言されていたと指摘。今回、任命されなかった候補は共謀罪法案や安全保障法制に批判を行った人が含まれているとした上で、「政治的な判断で任命されれば、学術会議は政府の御用機関となる」と懸念を示した。 

   
追記2: 梶田隆章学術会議新会長は就任早々荒波の船出だ。頑張ってください。

        
学術会議、首相に要望書 6人任命と説明求める

 共同通信社

2020/10/03 19:45

東京都内で開かれた日本学術会議の幹事会。新会員候補人事問題で、菅首相に対し6人の任命と説明を求める要望書を決定した。左端は梶田隆章会長=3日午後

 日本学術会議(梶田隆章会長)は3日、新会員候補6人の任命を拒否した菅義偉首相に対し、理由の説明と6人の任命を求める要望書を幹事会で決定し、内閣府に送付した。極めて異例の対応。梶田氏は幹事会後、記者団に「質問して、しっかり理由を理解したい」と述べた。

 菅首相宛ての要望書は、学術会議が推薦した会員候補者が任命されない理由の説明と、任命されていない人の速やかな任命を求めている。2日午前の総会で梶田氏が提案し、大枠で合意が得られたが、文言の修正などの議論が続いていた。





2020-09-08 21:16 | カテゴリ:未分類

 

小生は、長編小説などは集中力がなくなってきて読みたくなくなってきた。最新の芥川賞受賞作家2人の作品も文芸春秋に載っている中編小説だが、冒頭から読み始めて苦痛ですぐ投げ出してしまった。一方、直木賞受賞作家の「少年と犬」は5編の短編の連作なのだが、その内の3篇だけが載っている「オール読物」をわざわざ買ってよんだ。それぞれ区切りがよくて、犬好きの小生は所々で涙腺がウルウルしながら最後まで読んだ。各編で最初の書き出しからの「つかみ」が絶妙なのである。

  

先日「随想 森鴎外」小塩節 (おしおたかし)という本の宣伝が新聞の第一面の隅に載っていたので、さっそく図書館に購読を注文したら、なんと1週間で入手できた。新刊本はいつも注文して文京区として1冊しか購入しないことが多く、順番が回ってくるまでに下手すると半年はかかる。しかし今回は、文京区が文豪森鴎外の「鴎外記念館」を有するがゆえか、文京区のあちこちの図書館がそれぞれ購入したのですぐ小生にも順番が回ってきたものと思われた。本の第一刷が81日である。文京区本郷図書館の購入日が813日の印が押されていた。役人の仕事としては実に迅速といえよう。

 

著者が本の題名を“随筆”ではなく“随想” としたのは、たぶん起承転結と構えた長文ではなく、“こころに浮かぶうたかた”を前後の脈略を無視して記しものだろうと思った。よんだらその通りだった。読者としては、著者の連想のながれに乗ればいいのでとても読みやすかった。2時間で読み切ってしまった。わずか175ページだがハードカバーの本である。Wikipediaで小塩氏の著作集を見ると、『春近く 随想集』女子パウロ会 (1976)というのがあった。この先生は若い時から「随想」という言葉がきっと好きなんだろうなと思ったことである。)

 

本の「あとがき」によれば、著者の小塩氏は1931年の生まれで現在3年間にわたる病臥生活をしながらの執筆だったそうである。それゆえなのか、全体の印象としては、ドイツ語学の大家である著者がドイツでの生活を森鴎外の留学時代に託して懐かしく回想しているふうに小生には思われた。小生は教養学部時代には第2外国語でドイツ語を学んだが、ドイツ語は全くものにならなかった。苦痛で仕方がなかった。

 

以下、いくつか小生が知らなかった森鴎外の逸話が語られていた。それらに対する小生の雑感です。
    

1. 森鴎外は幼少時に水清き津和野から母と一緒に東京に出てくるが、死ぬまで一度も津和野に帰らなかった。その理由の一つとして、津和野が「隠れキリシタン」の流刑の地であり、その囚人たちに対する過酷な扱いを見て、郷里が嫌になったのではないか、また、鴎外はキリスト教に関しては生涯語らなかった、と述べられている(著者の小塩氏はクリスチャンらしいので、その点は気になって仕方がなかったようである)。昔のことだが小生は学会のエキスカーションのときに津和野を訪れて、森鴎外の自宅の彼がいた居室などを見学して感慨にふけったものである。近くの鴎外の師である西周(にしあまね)宅も見学した。
 

2. 森鴎外の「舞姫」のモデルになった、ドイツ留学中の恋人エリーゼ・ヴィーゲルトに関しては諸説紛々だと思っていたのだが、関連資料をあさってうまく整理されて紹介されている。鴎外は4年間のドイツ留学ののち上司陸軍総監「石黒忠のり」とともに横浜に向けて帰国の船上にあったが、この恋人のことを上司に打ち明ける。石黒は驚愕する。実はエリーゼもその鴎外を追いかけて、二週間後に1等船室での船旅で横浜港に着いた(どうやらこの旅費は鴎外が自分の給与から渡していたらしい)。しかし、石黒をはじめとする軍部や鴎外の母の猛烈な反対で親類・友人・陸軍関係者が奔走して、エリーゼは横浜のホテルに3週間かんづめにされ、ついに鴎外とは一度も会えずに、説得されてドイツに安い帰国経路の切符を渡されて、追い返されてしまう。
 しかし実はその後も鴎外は彼女とはずっと文通を続けていたとのこと。なんたる秘めたる恋心。それがためか鴎外は母の勧めで(徹底的な母親コンプレックス!)、気が進まぬ結婚をさせられて2年後に離婚してしまう。一方、帰国後エリーゼは2年後に結婚し、第一次世界大戦のベルリンの猛火のさなかを生き延びた、腕の太いたくましいドイツ女であった、とのこと。小説「舞姫」ではエリーゼが精神錯乱に落ちいったところで終わっていたと思う。
  

3. 鴎外は死ぬまでずっと肺結核であったが「萎縮腎」のみを世間的には公表していた。軍医が病気じゃ立場がないと思ったのだろう。娘の茉莉と杏奴とはくちづけせず、また、させなかった。鴎外の笑った写真は見たことがない。肺結核を隠し続けたことは、ひげを生やした少し鬱屈した“陰りのある顔つき”が世の中に残されているゆえんかもしれない。
  

4. 鴎外は、陸軍軍医総監医務局長として、当時長く続く国民病であった兵士の「脚気」の原因究明を任された。しかし鴎外はドイツ留学時に細菌学の実技を学んだロベルト・コッホの影響が強すぎてか「病原菌説」に固執した。陸軍兵士の主食を白米から麦由来のパンに切り替えなかったため大陸への出征兵士を戦闘以前に大量に脚気で死なせたともいわれている。一方、若い時にロンドン留学時にセントトーマス病院付属医学校で学んだ海軍軍医総監である高木兼憲は、疫学的観点から白米食とムギ飯食の比較試験を行い、海軍兵士の食事をパンかムギ食として海軍兵士の脚気を激減させた。鴎外は実学的に大失態を演じたのである。
 この本で小塩氏は、脚気の原因物質が米ぬかにあることを発見してノーベル賞を受賞したフンクを紹介している(ノーベル賞は実はアイクマン)。しかし小生は農芸化学者として「オリザニン」と名付けた、のちの真のビタミンB1を最初に米ぬかから精製結晶化させたのは大先輩鈴木梅太郎であることが紹介されていないことを非常に残念に思う。この間の学問的な熾烈な背景は鈴木梅太郎の回想録に詳しい。(付記参照)
 

5. 総じて小塩先生は森鴎外の業績として、小説などよりもドイツ語の語学力を高く高く評価している。外国語を日本語に翻訳するに際して幼少時から漢籍に通じた鴎外の翻訳の訳業の人知れぬ労苦が、ドイツ語学の大家である小塩先生からは、嫌というほど透けて見えるのであろう。
 
  
(森敏)

付記:鴎外に関してはこれまで以下のブログを書きました。


   

以下の鈴木梅太郎のうめきをお読みください。ダブルクリックしたら現れます。
  

「ビタミン研究の回顧」 鈴木梅太郎著 に感動した


2020-08-16 16:03 | カテゴリ:未分類
   以下は、来る2020年9月8日から9月10日にかけて、新型コロナ流行が収束しない影響で、 on-line で開催される、日本土壌肥料学会岡山大会での講演要旨の中から、東電福島第一原発暴発由来の放射性降下物(フォールアウト)の、農地土壌汚染対策に関わる研究題目を、選抜したものです。
   
  左端のナンバーは講演要旨のなかの、講演部門ナンバーである。発表の共著者名は、全部書くと長くなるので筆頭著者と最後尾著者名だけを示しています。
 
  放射能汚染現場に立脚した研究テーマが、生態系レベルから遺伝子レベルまで、多面的な展開の様相を呈していることが見て取れます。
  
  これまでにない、新しい発明や発見が生まれることを期待したいと思います。



ーーーーー

4-3-2 イオンビーム照射によるダイズのCs低吸収突然変異体の作出  川端美玖…頼泰樹

 

8-1-1 アマランサス(Amaranthus species)の導管液に焦点を当てたCs吸収(第2報)  村上敏文・・・小林浩幸

 

8-1-2 圃場内における交換性カリ含量のばらつきの補正によるコムギの放射性セシウム蓄積性の品種間差異の解析  久保田堅司・・・・信濃卓郎

 

8-1-3 放射性セシウム対策水田における灌漑水量調節によるカリウム流亡抑制効果の検証  錦織達啓・・宮津進

 

8-1-4 QTL-seq解析およびHRM解析によるダイズの放射性セシウム吸収に関与した遺伝マーカーの探索  宇多真梧・・・・福原いずみ

 

8-1-5 福島県相馬郡飯館村の農耕地土壌におけるNH4+濃度変化とCs脱着率の関係解析  浅野育美・・・・矢内純太

 

8-1-6 機械学習による土壌特性値空間分布の推定―放射性セシウム移行モデルの広域適用に向けて  矢ケ崎泰海・・・・山口紀子

 

8-1-7 土壌の放射性Cs移行性を評価するための非交換性カリ定量法の検討-水稲、ダイズ作における3手法間の比較―  若林正吉・・・・・矢内純太

 

8-1-8 東北地方の牧草地黒ボク土の放射性Cs吸着・K放出能に対する風成塵の影響解明  北川結理・・・・矢内純太

 

8-1-9 除染更新後に再更新した採草地における利用2年目までの牧草中放射性セシウムの移行について  渋谷岳・・・・吉田由里江

 

8-1-10 福島県内の農地における放射性物質に関する研究(第48報)福島県内不耕起未栽培農地における放射性セシウム鉛直分布の経時変化  中山秀貴・・片桐優亮

 

8-1-11 福島県内の農地における放射性物質に関する研究(第50報) 水稲の無カリポット栽培における非交換性カリ含量が玄米の放射性セシウム吸収に及ぼす影響  永井華澄・・・鈴木芳成

 

8-1-12 除染後営農再開農地における形態別放射性セシウム分布と作物移行係数の関係  井倉将人・栗島克明

 

8-1-13 玄米への137Cs移行に関する中干期の土壌中交換性カリ含量の寄与  津村恵人・・・松波麻耶

 

8-1-14 異なるカリ資材などの施用における交換性カリ含量と牧草中放射性セシウム濃度の推移  山田大吾・・・・吉田由里江

 

8-1-15 大柿ダム低質から溶出する137Csの灌漑水への寄与について  塚田祥文

 

8-1-16 福島県内の農地における放射性物質に関する研究(第49報)除染と保全管理後に作付け再開した水田における水稲生育ムラの解消技術の検討  松岡宏明・・・永田修

 

8-1-17 安定セシウム吸着試験による新鮮落ち葉などの有機物のセシウム保持能の評価  眞中卓也・・・・古沢仁美

 

8-1-18 灌漑水を介した粗大有機物流入による水田土壌への137Cs付加の可能性  高橋篤広・・・・原田直樹

 

8-1-19 黒ボク土草地土壌に添加した放射性セシウム及びヨウ素の牧草への移行性に及ぼす有機物施用の影響  武田晃・・・・久松俊一

 

8-1-20 福島県内の農地における放射性物質に関する研究(第51報-低カリウム条件下における各種飼料用米品種・系統の玄米中Cs-137濃度の比較  斎藤隆・・後藤昭俊

 

8-1-21 福島県内の農地における放射性物質に関する研究(第52報)-除染後農地における農地群内の土壌中のCs-37濃度の分布について  根本知明・・・志村浩雄

 

 
(森敏)

2020-06-11 07:04 | カテゴリ:未分類

中共コロナウイルス(俗称CCPvirus: Chinese Communist Party’s corona virus :国連の呼称ではCOVID-19)に感染した動物園の飼育員(ヒト)から、ネコ科である「トラ」が感染した。ヒトから「家ネコ」にも汚染した。ネコからネコへの感染も報告されている。
   
  動物園では高価な同じネコ科の「ピューマ」や「チータ」や「ライオン」や「パンダ」が警戒されているようだ。もちろん霊長類のゴリラやチンパンジーやオラウータンも要警戒だ。しかし、まだネコからヒトへの感染は報告されていない。感染しないほうがおかしいと思うのだが。

 

ペットではヒトからネコばかりでなくヒトから「イヌ」へも感染した。当然飼い主が 気が付いていないだけで、イヌからイヌへの 感染も起こっていることだろう。
   
  前にも書いたが、とにかくすべての哺乳動物はACE2という中共ウイルス受容体タンパクを、体の各組織の細胞膜表層に持っている。だからやたらにイヌ・ネコ・ウサギ
・ハムスター等のペットの毛皮などを愛撫するのは危険である。かれらは舌や手足で毛つくろいするときに、つば(唾)を使う。このつばに中共コロナが一番高濃度に含まれているらしいからである。かわいいからといって、その毛を「撫ぜた」ヒトは己の指先から、無意識に鼻や唇を触って、感染する可能性が高い。

    

先日中国共産党政府も同意して国連のWHOが「決議」した中共ウイルス発生の起源を調査するための、国際調査団の武漢への立ち入りを、早くも中国共産党政府は前言を翻して一方的に拒否した。中共コロナウイルス汚染源の実態が一向にまだ解明されていない。(もっとも、中国政府は勝手に自国で調査して、分厚い報告書を作成して自画自賛しているようだが、何しろ誰かが紹介してくれないと、外国人にはその中身が分からない)

 

勘ぐるに、武漢のウイルス研究所か、中国に秘密に散在する軍事機密バイオ兵器研究施設では、コウモリの「sarsウイルス」の感染子であるSparkタンパクをゲノム編集していた。各種の変異Spark遺伝子導入ウイルスを、実験用マウスに感染させる実験系で、その感染力を検定していた。中共ウイルス汚染の発端は、その遺伝子が実験着に着いてP4施設から漏れたか、下水道や排気口から空中に散布されたか、注入された実験動物が海鮮市場に下取りされたか、のいずれかであろう。

 

このように、中共コロナウイルスはもともとマウスへ容易に感染するので、マスクやフィルターの飛沫感染患者からの防護効果を、マウスの実験系で検定しているハーバード大学(?)のグループの発表があった。

 

今年に入って欧米では、5か月という短期間に驚くべき速度でこれまでに1000報以上のCOVID-19関連の論文が発表されている。これらの中共コロナウイルス感染研究グループの論文の共著者の中には、けっこう中国の研究者が紛れ込んでいる。中国人のみの研究者集団の論文も、これまでに1000報以上に昇るといわれている。もしかしたら、これらの研究者の一部にはバイオ兵器開発の共犯者が紛れ込んでいるかもしれない。

  「マスクの研究」や、続々と発表される中共コロナウイルスによる「環境汚染」の中国側の研究論文は、ちょっと偽善的だ。中共コロナウイルス発生源追及を忘れさせるためのカモフラージュ研究ではないのかと小生は疑っている。

 

中共ウイルス感染者の排泄する大便が流出する流域下水道からも中共コロナウイルスが検出されることが、最近分かってきたので、日本の自治体や大学でもこのような研究が計画実施に移されているようだ(これらは流の後追い研究だが、やらないよりやったほうがいいだろう)。世界中の主要都市で広大な編み目のような延々と連なる流域下水道を生息域とする、都会の「ドブネズミ」が、中共コロナウイルスに感染していることは小生には確実と思われる。もちろんドブネズミを食べる野良ネコも汚染しているだろう。野良ネコと仲良しになった家ネコは汚染しているだろう。知らぬは飼い主ばかりなり。

 

かつては、宿主のネズミに寄生する「ノミ」がペストの媒体(ベクター)であったので、今回の中共コロナウイルスの媒体に、ネズミのノミや「シラミ」からヒトが接触感染してもなんら不思議ではない。また家庭や病院の下水が滞留する道路わきの溝やマンホールがあるとすれば、これから夏にかけて、ボウフラがわくので、ボウフラが羽化した蚊が媒介して、汚染した8本の節足で、中共コロナウイルスがヒトに「そっと」接触感染しうる可能性も否定はできない。

 

現在、急激に気温が上がってきたので、台所から出る生ごみ袋の中では、2日もしないうちに、しきりにコバエが発生している。いずれ、生鮮食品を販売する商店街では普通の「イエバエ」(蠅)も発生するだろう。これらによる中共コロナウイルス接触感染も怖い。

 

友人から「アメリカから帰ってきた息子家族が、行政により、2週間ホテルの最上階に隔離されたあと、中共コロナウイルスのPCR検査で陰性だったので、やっと解放された。そこで、久しぶりに、1軒屋の我が家で家族で団らんした。孫(7歳の女の子)が獣医師さんになりたいといっているのだが、この子は、庭の家庭菜園で育てているキャベツの青虫を捕まえて渡しても平気で手のひらで遊ばせている。ところで、青虫にはCOVID-19は感染していませんかね ?」と尋ねられた。ちょっと返事に窮した。

  この友人は、早くから「ペットからも中共コロナウイルスに感染しませんかね ?」と何度も電話で尋ねてきていたのだが、小生が生(なま)返事をするうちに、新聞報道ではヒトからネコやイヌへの感染報道がなされたのであった。まだ「ネコ」から「ヒト」への感染を実験的に証明した研究論文はないと思うが、彼には実に庶民感覚の先見の明があったと思う。

  危険な「ネコ」から「ヒト」への人体実験は許されないから実証できないのだが、ネコからヒトへの感染は実際のところ頻発している隠れた感染ルートではないだろうか。ネコは勝手に家の内外を行き来するので、始末が悪いペットである。

 

コロナウイルスは夏に弱い、と一般的いわれているが、現在もヒトからヒトへの感染を繰り返すうちに世界中のどこかでは、ヒトの体内で「15日間で一回」遺伝子変異を起こしている、と報道されている(文献を読んだわけではないが)。だからなのか、地球の裏表で、寒い国でも暑い国でも関係なく、現在進行形で中共コロナウイルス感染が猛威を振るっている。
  
  勝手な予想が許されるならば、「暑い夏向きに感染力強い中共コロナウイルス遺伝子」が日本人の体の中で潜伏適応変異して、日本ではこの超新型コロナウイルスがいきなり真夏にも蔓延するかもしれない。そうなれば2番目のパンデミックである。ノミ、シラミ、蚊、を恐れるゆえんである。

   

カビやノミやシラミの死骸はアレルギー源でもある。小生は、季節にかかわらずベッドを「ダニパンチ」なる市販の高温風機器で、殺菌・殺ダニ・殺コロナ処理している。
     
  25年前であるが、小生の父は88歳の高齢で、高知の自宅で、真夏なのに布団を太陽で干す力(ちから)も気力なかったからなのか、万年床で、急性肺炎になって、わずかに1週間で死亡した。畳と敷き布団の間はカビだらけであったのだ。何の肺炎かわからずじまいで、医者は投げ出してしまったのだった。父の両肺のレントゲン写真は肺炎菌で真白だった。
 
(森敏)
追記1: 日経サイエンス7月号の出村政彬編集委員による解説記事では、WHOが掌握しているデータベース内の論文は15000件を超えているとのことである。だから現時点では、すでに30000件を超えているだろう。

 追記2:下水道からのウイルスモニタリング調査は、まずまずの成功のようだ。今後も、測定件数を増やすなどして、益々精度を上げていく努力が必要かと思う。
 

コロナウイルス、下水に第2波の手がかり 国内で初検出

新型コロナウイルス

井潟克弘

2020619 1100

 下水に含まれる新型コロナウイルスの検出に富山県立大と金沢大の共同研究グループが成功した。ウイルスは富山、石川両県内で感染拡大前から検出されており、第2波の流行の兆候を早期に知る手掛かりになるという。

 調査したのは、いずれも環境工学が専門の県立大の端昭彦講師と金沢大の本多了准教授。感染者の排泄物(はいせつぶつ)から、ウイルスが検出されていることに着目。35日から、神通川左岸浄化センター(富山県射水市)や犀川左岸浄化センター(金沢市)など計4カ所の下水処理場で調査を始めた。

 週に一度のペースで処理前の下水約100ミリリットルを採取。100倍程度に濃縮してから、PCR検査を実施した。その結果、424日までに採取した27サンプルのうち、7サンプルからウイルスが検出された。国内で検出に成功したのは初めてという。

 下水からウイルスが検出され始めたのは、それぞれ石川が3月下旬、富山が4月上旬ごろで、感染確認が急増する710日前から検出され始めた。両県で感染者が急増した4月中旬以降、検出したサンプルも増加傾向だったという。

 共同研究グループは現在、富山市の処理場1カ所を加えた計5カ所で調査を継続中で「下水から兆候がつかめれば、エリアごとに早期に感染対策を取ることが可能になる。今後も調査を続けたい」と話している。

 感染者の排泄物に由来するウイルスの量を調べる下水道のモニタリングは、第2波の兆候を捉える方法の一つとして、海外でも注目されている。国内では5月から、日本水環境学会のメンバーと自治体が連携し、東京都横浜市などでモニタリングが始まっている。(井潟克弘)
 
 
追記3:ミンクも残酷に殺処分された。

 

毛皮用ミンクがコロナに感染、9万匹を殺処分 スペイン

朝日新聞社

2020/07/17 07:32

 

新型コロナウイルスの集団感染が起きたとして、飼われている92700匹すべての殺処分を命じた。

 州政府によると、飼育場では5月に管理会社の従業員7人が感染していたことが判明。ミンクにもPCR検査を複数回実施したところ、徐々に陽性率が上がり、今月のサンプル検査では90匹のうち9割弱に当たる78匹が感染していた。この間、ミンクに特異な症状は見当たらず、死亡数も増加しなかったという。

 州政府は、ヒトとミンクの間で感染が起こるかは判断できないとしているが、「住民への感染のリスクを避ける」ために殺処分を決めた。

 AFP通信によると、オランダでもミンクの農場で感染が相次いでおり、これまで数万匹が殺処分されている。世界保健機関(WHO)は5月、同国の農場で従業員が感染した例について、「最初に確認された動物からヒトへの感染になる可能性がある」との認識を明らかにしていた。(パリ=疋田多揚)

 
 
追記4.ヒトー>イヌ 感染の、日本での最初の感染報告がでました。
    
感染者の飼い犬が「陽性」 ペットから人へ 例なし

 

FNNプライムオンライン

 

2020/08/04 12:11

 

3日、国内で初めて、ペットの陽性が確認されたことを受けて、飼い主からは心配の声も聞かれた。

ペットの保険会社「アニコム」は3日、新型コロナウイルスに感染した飼い主から預かった犬2匹がPCR検査の結果、陽性だったと発表した。

こうした中、飼い主からは、ペットとの接し方をめぐり、心配の声も上がっている。

飼い主「犬はマスクできないので...

飼い主「犬同士が接触することもあるので、それもちょっと...(ペットを)手放しちゃう方もいらっしゃるんじゃないかと思う」

ペットの感染は、香港やアメリカなどで確認されていて、「アニコム」は、飼い主の適切な予防策が大切だとしている。

アニコムホールディングス 経営企画部・兵藤未來課長「ご自身が感染してしまったら、(ペットと)過度な接触を避ける必要がある。ペットにマスクさせるのは、呼吸困難や誤飲の可能性があるのでおすすめできない」

そのうえで、ペットから人への感染は、現在確認されておらず、「安易な殺処分につながらないようにしてもらいたい」と呼びかけている。

 

 


FC2 Management