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2020-09-21 20:13 | カテゴリ:未分類

  u-tube で 「放射線像 放射能を可視化した」 の対談を始めました。

  以下のホームページです。すでに数回掲載しております。

    
https://www.youtube.com/channel/UCoxOKSbRGkZSNR7no2-7U9g

   
(googleで「放射線像 u-tube」と検索していただければ出てきます。)


    
  近年、若い人からご高齢者まで、圧倒的に活字離れが加速しています。
   
  我々の2015年に出版した「放射線像」(森敏・加賀谷雅道著 晧星社刊)の販売部数も伸び悩んでいるようです。
    
  そこで、u-tubeで 2011年福島第一原発事故以来、撮像し続けてきた「放射線像」を動画で対談形式で解説しながら発信することにいたしました。
    
  毎週2回更新する予定です。来年2021年3月11日(震災10周年記念日)まで続けるつもりです。
      
    
  ぜひご笑覧ください。

    
(森敏)

近近に、「放射線像 放射能を可視化した」という冊子体の本と、その本では表現できない立体画像動画などを掲載したweb出版 と抱き合わせにした 「dual出版」書籍を発売する予定です。これは世界でも全く新しい出版企画になるはずです。乞うご期待。
2020-09-12 10:27 | カテゴリ:未分類

  日テレのNNNドキュメントで、一部に我々の「放射線像」の紹介があるようです。どういう筋の展開になっているのか、我々にはまったく知らされておりませんが、もし、ご興味がございましたら見てあげてください。以下、公開されている番組紹介文からの転載です。
  

  https://www.ntv.co.jp/program/detail/?programid=20203133
  

NNNドキュメント「放射能が、見えた 可視化で分かること」
9月14日(月)早朝 0:55~1:25 放映予定です。
放射能は見えない? いや、今の技術で可視化した。福島第一原発事故で放出された放射能、植物の成長点、生物の内臓に、エアコンの室内フィルター。内部被ばくも見えた。
福島第一原発事故から9年半。半減期30年のセシウム137はどれ位残っていると思いますか? 実は、まだ80%残っています。「放射能は見えない、臭わない、味もしない」と言われて来ましたが可視化の技術を使って放射能を見える化したカメラマンがいます。放射能が見えると色々な事が分かってきます。例えば内部被ばくと外部被ばくの違い。動植物のどのあたりに放射性物質がたまるかなど。原発事故の爪痕を改めてたどります。
   
     
放映を見逃した方は
    
9月20日(日)8:00-BS日テレ
9月20日5:00-/24:00 日テレNEWS24
    
でも放映されるとか、番組表に掲載されております。
      
      
      
(森敏)

付記:

視聴者からの投稿欄はNNNドキュメントのホームページに
ツイッターがついていて、そこに書きこめます

とのことです。番組向上のためにも投稿してあげてください。

2020-07-25 09:47 | カテゴリ:未分類


  双葉町の、空間線量毎時17マイクロシーベルト下の、原発事故以来全く手入れされていないと思われる崖の下に、大きなゼンマイの株が道路側に旺盛にはみ出していた(図1)。その一部を切り取ってきた。よく見ると、葉がところどころ虫食いになっている(図2)。そのうえ交互に展開すべき葉が、奇形化して異常である(図1)。 


     
  個々の葉が次々と発生展開する初期の段階で、葉の形態形成が止まっていたり、葉の成長の途中で葉の形態が奇形化したりして、極めて多様な奇形が見られる。葉の形態形成遺伝子発現に何らかの環境因子が働いたことは間違いないだろう。放射能のせいなのか、虫の分泌する化学成分のせいなのかはわからない。

  オートラジオグラフを撮ると、葉よりも茎が鮮明に映った(図3、図4)。放射能を測定するとやはり茎が葉よりも4倍も高かった(表1)。葉の周辺側が濃く主脈側にが淡いことがわかる。普通、植物の一枚の葉のオートラジオグラフではこのような放射性セシウムの分布の差は見られない。
     
  改めて表1をよく見ると、この時点ではCs-134Cs-137の17分の1に低下している。だから今後は、福島での汚染放射能の主成分はCs-137と考えてよいことがわかる。



  





スライド1 
 
図1 奇形化したゼンマイの葉


 

スライド2 
   
 図2 虫食いの葉(図1の一部を拡大)



 

スライド3 
   
図3.図1のオートラジオグラフ。


 
スライド4 z  
   
図4.図3のネガテイブ画像


  

 表1.ゼンマイの放射能
ゼンマイの放射能1 
    
    
  
(森敏)
2020-05-09 12:26 | カテゴリ:未分類

 

久しぶりに面白い本を読んだ。面白すぎて、一字一句染み入るように読んだ。

 

御徒町の臨時の古本屋を気まぐれにのぞいていたら、なんと「寺田寅彦」というハードカバーの本が見つかった。急いで手に取ると、平成2(1990)発行だが全くの新品で、定価2500円のものが300円と気の毒なぐらい安値で売られていた。300頁の力作である。

 

本の腰巻きには「物理学者でありながら詩人の感性を持った名エッセイスト寺田寅彦の静謐な生涯」とある。

 

本には小さく [60年に及ぶ研究成果を問う] という副題がつけられており、著者紹介欄によれば著者の太田文平氏は、日立製作所、日本大学経済学部、名古屋商科大学を1989年に退任後この本の作成に注力したということであるが、長年にわたる、緻密な資料収集や存命していた多方面の寺田寅彦との関係者へのインタビューを重ねて、このかゆいところに手が届くような「寺田寅彦」伝を上梓したようである。著者は1916年生まれで1999年に亡くなられている。この間寺田寅彦との接点は皆無ということである。

 

ちなみに寺田寅彦は明治11年(1878年)に生まれ、昭和11年(1936年)に亡くなっている。つまり著者が20歳になるまでの間に寅彦は生きていたのだが互いに会うチャンスは、全くなかったわけである。というよりは、著者は1938年名古屋高商(現名古屋大学経済学部)卒なので、それまでに強く寅彦との接触を意識することがなかったはずなのである。だがこの著者は、寅彦の日記に即して、時系列的に実に綿密な考証をしている。

 

大学に入ってから知ったことであるが、寺田寅彦の幼少時の高知の住所は、江ノ口川べりで、小生が幼少時に住んでいた高知市旭駅前町から歩いて20分もしない距離である。また、これも偶然であるのだが、小生が25歳での新婚当初の住まいは、曙町の寺田寅彦の長男である寺田東一という表札がかかった家の四つ角を介した斜め向かいの邸宅の小さな離れの借家であった。ここの家主は「スポック育児書」の紹介者で有名な東大医学部小児科の高津忠夫教授であった。曙町には学者や文化人連中が多かったように思う。

   

現在、江ノ口川の移設された寺田寅彦の実家の門前に、高知県出身の植物学者牧野富太郎の書として掲げられている「天災は忘れられたるところに来る」という言葉は、寅彦のどの書物にも書かれていないが、こういうたぐいのことを寅彦はしばしば口では言っていたということである。寅彦と富太郎が大学構内ででも直接会ったという記録はないようであるが。

 

寺彦の後輩の物理学者である有馬朗人氏は詩人でも有名であるが、その彼が言うには、「つくづくと、寅彦は50年生まれるのが早すぎたがゆえに、様々な分野を開拓しながらも、その成果が世界水準にまで育たなかった。そして掘り下げ方が浅いことも多く、寺田物理学を趣味的と思わせてしまったのであろう。しかし今日生きていれば、地震学、海洋学、さらには公害問題においても、その有り余る才能を発揮できたであろう。フラクタルとかファジー理論とか、寺田寅彦の学風にうってつけである」(寺田寅彦の復権)。

 

小生の東大物理学科出身の知人にも、寺田寅彦の物理学を「お茶の間物理学」と揶揄する人もいる。

 

寺田以降、世界の物理学の本流は量子論や量子天文学に向かっているようだが、小生には自然現象の観察(素朴実在論)から抽象化、本質論へと理論構築していく寅彦やその弟子の中谷宇吉郎の発想は今でも非常に魅力的である。生物学者にとってはまだ量子論は少し距離があるニュートン力学の世界だからだと思う。天文学者が「命の起源を探るために」と称して小惑星イトカワに人工衛星を飛ばしている。成果が不明なので、今度は「宇宙の起源を目指して」と称して新しい人工衛星を飛ばしたがっている。だが、小生はあまり感動しない。もっと身近な地球の物理現象例えば地震・津波・温暖化対策などでやることがいっぱいあるだろう!と言いたくなる。

 

さて、寅彦の死後75年たって起った東日本大震災と連動して起った福島第一原発事故に対して、寺田寅彦が生きていたら、なんとうめいたであろうか? この本を読みながらつくづくと考えたことである。

 

以下これまでにwinepブログでも寺田寅彦については触れてきた。

   寺田寅彦邸に6基もの灯籠(とうろう)がある理由についての考察
    

(森敏)
  


付記:上記の文章は昨年末に書いたものである。
    
今日の中共コロナ(COVID-19)問題に対して、
   
もし寺田寅彦が生きていたらどう社会発言するだろうか? 
     
得意の統計学を繰り広げて、日本政府の拙劣な 
     
PCR検査数や、抗体検査数や、抗原検査数について、
        
痛烈な批判をするに違いない。
   
「わたしや、あなたの周りを、うろうろしている誰が
   
COVID-19に感染しているかが、
        
さっぱりわからないのに、
       
どうしてロックダウンを解除できるんですか?」
と。


 

 

2020-04-05 15:05 | カテゴリ:未分類

在日米大使館・米国民に帰国準備呼びかけ・新型コロナウイルス

2010/4/4 8:17
  

日本にあるアメリカ大使館は、ここ数日、日本で新型コロナウイルスの感染者数が増えていることを受け、無期限で日本に滞在するつもりがなく、帰国を希望するアメリカ国民は、今すぐ準備するよう呼びかけました。

これは3日、日本にあるアメリカ大使館がウェブサイトに掲載したものです。

この中でアメリカ大使館は、「日本政府が広範囲に検査を行わないと判断しているため、どれだけ感染が広まっているか正確に把握することが難しい」としています。

そのうえで、「今のところ、日本の医療システムは信頼できるが、感染が広がると、数週間後、機能するか予測が難しい」として、基礎疾患のあるアメリカ国民が以前のように治療を受けることができるか分からないと指摘しています。

さらに、日本とアメリカを結ぶ航空便の運航が今後、より少なくなるおそれもあるとして、無期限で日本に滞在するつもりがなく、帰国を希望する場合は、今すぐ準備するよう呼びかけています

    

  
(森敏)
付記: 日本政府の社会への、潜在的なCOVID-19ウイルス感染者などに関する定量的発信が、全く不明確なので、アメリカ政府は、在日アメリカ人に対して帰国を「要請」し始めた。これは次には日本の感染者数が近日中にオーバーシュート(パンデミック)になれば、いずれ強制的な「指示」に変わるだろう。

このアメリカ政府の在日アメリカ人に対する保護のやり方は、9年前に東電福島第一原発事故の時に、アメリカ軍が直ちに軍用機で福島上空から日本全土にわたって広範囲に放射能汚染状況をサーベイして、在日アメリカ人にただちに帰国を指示した状況に酷似してきた。この時はアメリカ人は日本人よりも早く帰国避難した、と記憶する。

外国から見たら、もたもたしている日本政府の感染状況や治療状況に関する情報発信に大いなる不安感を抱いていることが明白である。なにしろわれわれ国民にも潜在的感染者数の実情が全く不明で、知らされていないんだから。統計学者に言わせれば、全く話にならないほど拙劣な調査だということである。

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