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2020-06-16 13:01 | カテゴリ:未分類

ボルトン前大統領補佐官が政権内暴露本を出版するという。

  これはいくら何でも。無茶苦茶な話だろう。

  どの国でも公務員は守秘義務があり、行政政策が大統領府や国会で(日本の場合は内閣府や国会で)決定されれば、公務員はそれを忠実に実行しなければならない。たとえ個人的な意見として不如意なことがあって公務員をやめた後でも、一定期間守秘義務がある。そうでなければ毅然とした行政というものが、成り立たないからである。(その代わりに、後世の歴史の検証が成り立つために、政策決定過程の議事録を残すのである)
   
  今回、ボルトンが意見が異なるトランプ大統領によって解任されたからといって、解任後二年もしないうちに暴露本を出す意図が小生にはわからない。本の内容によっては米国を危機に陥れる可能性があるだろう。
    
  そうなれば、中共コロナウイルス発生情報の隠匿で危機に追い込まれている中国共産党「習近平」が狂喜するだけである。それががわからないくらいには、ボルトンはバカではないだろう。
    
  だから、ボルトンによる、わざわざ大統領選挙前の、この時期における暴露本の出版の意図は、憶測するに、
       
1.自己顕示欲(馬鹿なトランプより俺のほうが利口だ、とか)
  
2.金儲け(収入が途絶えたので困っているので、本が出れば爆発的に売れるだろう、とか)
  
3.民主党支持へのテコ入れ(トランプが次期大統領選挙に敗れたら、共和党のバイデン大統領政権に雇ってもらいたい、と期待しているのかも)
  
4.中共の回し者(実はボルトンには裏で中国共産党から支援金が出ているかも)
  
    
以上のいずれかだと、プロの政治には疎い庶民に、勘ぐられても仕方がないだろう。
    
   




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出版予定の米政権内幕本、トランプ氏が差し止め訴訟へ

2020/06/16 11:25

 

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は15日、自身と対立して辞任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が政権の内幕を描いた著書の出版を予定していることに関し「大統領である私との会話は全て重要機密事項だ」と述べ、出版差し止めを求める訴訟を起こす考えを明らかにした。

 ボルトン氏の著書は当初、3月に出版される予定だったが、事前に内容を審査したホワイトハウスが「国家機密に当たる記述が含まれている」として修正を求め、出版が今月23日に延期されていた。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「出版は違法であり、ボルトン氏は犯罪に問われる」と主張。「彼が本を書いたことに多くの人たちが腹を立てている」とも語った。

 トランプ氏に同席したバー司法長官は、出版差し止めが可能かどうかに関し、元政府高官が著書を発表する際に義務付けられている許可手続きが完了していないとし、「違反に相当する」と指摘した。

 米メディアによると、ボルトン氏は著書で、トランプ氏がウクライナ疑惑のような米国の安全保障を危険に陥れるような行動を繰り返してきたと指摘しているとされ、11月の大統領選で再選を目指すトランプ氏に打撃となりかねないとの指摘が出ている。

 ボルトン氏は2018年4月に補佐官に就任したが、アフガン和平問題などでトランプ氏と対立し、19年9月に辞任した。トランプ氏は「私の方から解任した」と主張している。

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(森敏)
付記1:いずれにせよ、暴露本なるものは、読者の精神を野卑で下劣にする。
都知事選を前に狙って、最近、小池百合子都知事に対する暴露本が女性作家によって出版された。
タイトルを見ただけで、読む気もしないが。
 
付記2。:ボルトンは「決してトランプを次期大統領にしてはならない」という意思でこの暴露本を書いたと、CNNインタビューで述べている。
本の内容に関しては、当初アメリカのマスコミは寄ってたかってトランプ大統領の不利になるようなことばかりを取り上げて、反トランプキャンペーンに加担していたようだ。だが、少し熱が冷めてみると、事実に基づかない国益を損なうようなことが書かれていることにどんどん気が付いて、ボルトン離れが起こりつつあるようだ。未成熟な情報を共同通信やロイター通信を通じて、日本のマスコミは「トランプ不利」の間接情報を垂れ流している。日本で、はまだ誰もまだボルトンの暴露本を完読していないはずである。本国で売れすぎて、日本では入手できないからである。(6月29日 記)

   
2020-06-11 07:04 | カテゴリ:未分類

中共コロナウイルス(俗称CCPvirus: Chinese Communist Party’s corona virus :国連の呼称ではCOVID-19)に感染した動物園の飼育員(ヒト)から、ネコ科である「トラ」が感染した。ヒトから「家ネコ」にも汚染した。ネコからネコへの感染も報告されている。
   
  動物園では高価な同じネコ科の「ピューマ」や「チータ」や「ライオン」や「パンダ」が警戒されているようだ。もちろん霊長類のゴリラやチンパンジーやオラウータンも要警戒だ。しかし、まだネコからヒトへの感染は報告されていない。感染しないほうがおかしいと思うのだが。

 

ペットではヒトからネコばかりでなくヒトから「イヌ」へも感染した。当然飼い主が 気が付いていないだけで、イヌからイヌへの 感染も起こっていることだろう。
   
  前にも書いたが、とにかくすべての哺乳動物はACE2という中共ウイルス受容体タンパクを、体の各組織の細胞膜表層に持っている。だからやたらにイヌ・ネコ・ウサギ
・ハムスター等のペットの毛皮などを愛撫するのは危険である。かれらは舌や手足で毛つくろいするときに、つば(唾)を使う。このつばに中共コロナが一番高濃度に含まれているらしいからである。かわいいからといって、その毛を「撫ぜた」ヒトは己の指先から、無意識に鼻や唇を触って、感染する可能性が高い。

    

先日中国共産党政府も同意して国連のWHOが「決議」した中共ウイルス発生の起源を調査するための、国際調査団の武漢への立ち入りを、早くも中国共産党政府は前言を翻して一方的に拒否した。中共コロナウイルス汚染源の実態が一向にまだ解明されていない。(もっとも、中国政府は勝手に自国で調査して、分厚い報告書を作成して自画自賛しているようだが、何しろ誰かが紹介してくれないと、外国人にはその中身が分からない)

 

勘ぐるに、武漢のウイルス研究所か、中国に秘密に散在する軍事機密バイオ兵器研究施設では、コウモリの「sarsウイルス」の感染子であるSparkタンパクをゲノム編集していた。各種の変異Spark遺伝子導入ウイルスを、実験用マウスに感染させる実験系で、その感染力を検定していた。中共ウイルス汚染の発端は、その遺伝子が実験着に着いてP4施設から漏れたか、下水道や排気口から空中に散布されたか、注入された実験動物が海鮮市場に下取りされたか、のいずれかであろう。

 

このように、中共コロナウイルスはもともとマウスへ容易に感染するので、マスクやフィルターの飛沫感染患者からの防護効果を、マウスの実験系で検定しているハーバード大学(?)のグループの発表があった。

 

今年に入って欧米では、5か月という短期間に驚くべき速度でこれまでに1000報以上のCOVID-19関連の論文が発表されている。これらの中共コロナウイルス感染研究グループの論文の共著者の中には、けっこう中国の研究者が紛れ込んでいる。中国人のみの研究者集団の論文も、これまでに1000報以上に昇るといわれている。もしかしたら、これらの研究者の一部にはバイオ兵器開発の共犯者が紛れ込んでいるかもしれない。

  「マスクの研究」や、続々と発表される中共コロナウイルスによる「環境汚染」の中国側の研究論文は、ちょっと偽善的だ。中共コロナウイルス発生源追及を忘れさせるためのカモフラージュ研究ではないのかと小生は疑っている。

 

中共ウイルス感染者の排泄する大便が流出する流域下水道からも中共コロナウイルスが検出されることが、最近分かってきたので、日本の自治体や大学でもこのような研究が計画実施に移されているようだ(これらは流の後追い研究だが、やらないよりやったほうがいいだろう)。世界中の主要都市で広大な編み目のような延々と連なる流域下水道を生息域とする、都会の「ドブネズミ」が、中共コロナウイルスに感染していることは小生には確実と思われる。もちろんドブネズミを食べる野良ネコも汚染しているだろう。野良ネコと仲良しになった家ネコは汚染しているだろう。知らぬは飼い主ばかりなり。

 

かつては、宿主のネズミに寄生する「ノミ」がペストの媒体(ベクター)であったので、今回の中共コロナウイルスの媒体に、ネズミのノミや「シラミ」からヒトが接触感染してもなんら不思議ではない。また家庭や病院の下水が滞留する道路わきの溝やマンホールがあるとすれば、これから夏にかけて、ボウフラがわくので、ボウフラが羽化した蚊が媒介して、汚染した8本の節足で、中共コロナウイルスがヒトに「そっと」接触感染しうる可能性も否定はできない。

 

現在、急激に気温が上がってきたので、台所から出る生ごみ袋の中では、2日もしないうちに、しきりにコバエが発生している。いずれ、生鮮食品を販売する商店街では普通の「イエバエ」(蠅)も発生するだろう。これらによる中共コロナウイルス接触感染も怖い。

 

友人から「アメリカから帰ってきた息子家族が、行政により、2週間ホテルの最上階に隔離されたあと、中共コロナウイルスのPCR検査で陰性だったので、やっと解放された。そこで、久しぶりに、1軒屋の我が家で家族で団らんした。孫(7歳の女の子)が獣医師さんになりたいといっているのだが、この子は、庭の家庭菜園で育てているキャベツの青虫を捕まえて渡しても平気で手のひらで遊ばせている。ところで、青虫にはCOVID-19は感染していませんかね ?」と尋ねられた。ちょっと返事に窮した。

  この友人は、早くから「ペットからも中共コロナウイルスに感染しませんかね ?」と何度も電話で尋ねてきていたのだが、小生が生(なま)返事をするうちに、新聞報道ではヒトからネコやイヌへの感染報道がなされたのであった。まだ「ネコ」から「ヒト」への感染を実験的に証明した研究論文はないと思うが、彼には実に庶民感覚の先見の明があったと思う。

  危険な「ネコ」から「ヒト」への人体実験は許されないから実証できないのだが、ネコからヒトへの感染は実際のところ頻発している隠れた感染ルートではないだろうか。ネコは勝手に家の内外を行き来するので、始末が悪いペットである。

 

コロナウイルスは夏に弱い、と一般的いわれているが、現在もヒトからヒトへの感染を繰り返すうちに世界中のどこかでは、ヒトの体内で「15日間で一回」遺伝子変異を起こしている、と報道されている(文献を読んだわけではないが)。だからなのか、地球の裏表で、寒い国でも暑い国でも関係なく、現在進行形で中共コロナウイルス感染が猛威を振るっている。
  
  勝手な予想が許されるならば、「暑い夏向きに感染力強い中共コロナウイルス遺伝子」が日本人の体の中で潜伏適応変異して、日本ではこの超新型コロナウイルスがいきなり真夏にも蔓延するかもしれない。そうなれば2番目のパンデミックである。ノミ、シラミ、蚊、を恐れるゆえんである。

   

カビやノミやシラミの死骸はアレルギー源でもある。小生は、季節にかかわらずベッドを「ダニパンチ」なる市販の高温風機器で、殺菌・殺ダニ・殺コロナ処理している。
     
  25年前であるが、小生の父は88歳の高齢で、高知の自宅で、真夏なのに布団を太陽で干す力(ちから)も気力なかったからなのか、万年床で、急性肺炎になって、わずかに1週間で死亡した。畳と敷き布団の間はカビだらけであったのだ。何の肺炎かわからずじまいで、医者は投げ出してしまったのだった。父の両肺のレントゲン写真は肺炎菌で真白だった。
 
(森敏)
追記1: 日経サイエンス7月号の出村政彬編集委員による解説記事では、WHOが掌握しているデータベース内の論文は15000件を超えているとのことである。だから現時点では、すでに30000件を超えているだろう。

 追記2:下水道からのウイルスモニタリング調査は、まずまずの成功のようだ。今後も、測定件数を増やすなどして、益々精度を上げていく努力が必要かと思う。
 

コロナウイルス、下水に第2波の手がかり 国内で初検出

新型コロナウイルス

井潟克弘

2020619 1100

 下水に含まれる新型コロナウイルスの検出に富山県立大と金沢大の共同研究グループが成功した。ウイルスは富山、石川両県内で感染拡大前から検出されており、第2波の流行の兆候を早期に知る手掛かりになるという。

 調査したのは、いずれも環境工学が専門の県立大の端昭彦講師と金沢大の本多了准教授。感染者の排泄物(はいせつぶつ)から、ウイルスが検出されていることに着目。35日から、神通川左岸浄化センター(富山県射水市)や犀川左岸浄化センター(金沢市)など計4カ所の下水処理場で調査を始めた。

 週に一度のペースで処理前の下水約100ミリリットルを採取。100倍程度に濃縮してから、PCR検査を実施した。その結果、424日までに採取した27サンプルのうち、7サンプルからウイルスが検出された。国内で検出に成功したのは初めてという。

 下水からウイルスが検出され始めたのは、それぞれ石川が3月下旬、富山が4月上旬ごろで、感染確認が急増する710日前から検出され始めた。両県で感染者が急増した4月中旬以降、検出したサンプルも増加傾向だったという。

 共同研究グループは現在、富山市の処理場1カ所を加えた計5カ所で調査を継続中で「下水から兆候がつかめれば、エリアごとに早期に感染対策を取ることが可能になる。今後も調査を続けたい」と話している。

 感染者の排泄物に由来するウイルスの量を調べる下水道のモニタリングは、第2波の兆候を捉える方法の一つとして、海外でも注目されている。国内では5月から、日本水環境学会のメンバーと自治体が連携し、東京都横浜市などでモニタリングが始まっている。(井潟克弘)

 



2020-05-30 16:38 | カテゴリ:未分類

以下に示すように東京新聞の佐藤直子記者が素晴らしい調査記事を書いています。

   

この記事の本質は、記事の中の青字赤字で示した鶴見大の花田信弘教授(口腔(こうくう)衛生学)の以下の発言です。

   

新型コロナはウイルスの受容体が唾液腺にあるのが特徴。味覚や嗅覚の障害を訴える人が多いのもそのためだ」

   

この記事に触発されて、最近のACE2とコロナウイルスとの関連文献を検索してみると、体の各組織の中で、口腔粘膜が、 COVID-19受容体であるACE2の遺伝子発現量が多い、といういくつかの論文がありました。

  

ACE2遺伝子の発現量が多いということは、まず感染初期に口呼吸や、箸や、フォークやナイフや、食べ物そのものから接触感染で口に入ってきたCOVID-19ウイルスは、唾液腺や味蕾などの口腔粘膜表皮細胞表層のACE2タンパク受容体と結合します。
  
  その後に、口腔粘膜表皮細胞細の内部に取り込まれて、その細胞内で遺伝子が複製してウイルスの数が増殖して、細胞を破壊して(だからウイルスの感染初期の患者は味覚や嗅覚がなくなる)から、細胞外に飛び出します。結局唾液(つば)にウイルスは含まれることになります。

   

我々はその唾を嚥下するので、消化管も汚染して、ウイルスはそこでも増殖します。消化管細胞にもACE2はあるからです。そこから血液やリンパに入って体内各所に循環します。時には腸内細菌に取り込まれて増殖して、大便として便器周辺や下水道をウイルス汚染することになります。だから下水道はCOVID-19環境汚染の指標にもなるのです。

    

のどに違和感があると、しょっちゅう路上に唾を吐く習慣がある人は、ウイルスを路上にばらまいて、それが風で舞い上がったり、通行人の靴底にくっついたりして、家庭に持ち込まれることにもなります。かくしてウイルスは際限なく拡散しているはずです。感染者が唾を他人に吐き掛けることは、未必の殺人行為にもなりかねません。

    

このように、ACE2の人体組織局在が明らかにされたので、以下の新聞記事の中にある、いろいろの現象的な知見が整理されて説明がつきます。
    
  受容体ACE2タンパクの構造については、前回のブログで少し紹介しておきました。
    
  
だから、キス(kiss!!) ほど危険な行為はありません。

 

 



  

唾液にウイルスいっぱい 鼻の粘液の5倍の報告も

2020530 1405分 東京新聞

 唾液を使って新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査が近く承認される見通しだ。鼻の奥の粘液よりウイルス量が多そうなことが分かってきたため。陽性確認が便利になるが、逆に言えば、つばから感染するリスクが高いことも意味する。何に気を付けたらいいのか。 (佐藤直子)

 「患者の唾液から検出されたウイルス量が、鼻の奥(の粘液)よりも多かった」。感染症専門医の河野茂・長崎大学長は語る。

 同大チームは今月下旬、長崎県に停泊中のクルーズ客船コスタ・アトランチカで感染が確認され、健康観察が続く乗員百四十四人のうち六十三人を調査。感染確認の約三週間後に唾液と鼻の奥の粘液を採取し、ウイルス量を比較した。唾液から多く出たのは二十六人、鼻の粘液から多く出たのは三人。陽性率は鼻の粘液9・5%に対し、唾液は44%に上った。

 米国エール大の研究では、唾液も鼻の粘液も発症直後が最もウイルス量が多く、唾液は鼻粘液の約五倍と報告されている。河野氏は「乗員の検体数は限られているが、エール大の研究は参考になる」と話す。

 なぜ、唾液からウイルスが出るのか。「新型コロナはウイルスの受容体が唾液腺にあるのが特徴。味覚や嗅覚の障害を訴える人が多いのもそのためだ」と鶴見大の花田信弘教授(口腔(こうくう)衛生学)は解説する。

 北海道大の豊嶋崇徳教授(血液内科学)は今月初旬から、入院患者が新型コロナに感染していないか調べるスクリーニング(ふるい分け)検査に唾液を使っている。現在のPCR検査は鼻の奥に綿棒を入れて粘液を採取する方法が主流だが、せきやくしゃみが出やすく、採取する医師らを感染させるリスクが高い。

 「唾液は検尿と同じように容器に検体を入れて提出するだけ。採取の障害になっていた専門医療者もいらず、採取場所や防護具もいらない。感染リスクは減るし、PCR検査を増やす第一歩になる」と期待する。

 一方、唾液にウイルスが多く含まれるなら、感染への警戒もより必要だ。

 英国のロンドンでは三月、タクシー運転手の男性(61)が、新型コロナに感染しているという男につばをかけられた後、感染して四月に死亡。デーリー・テレグラフ紙によると、自分は感染者だと言って警官らにつばやせきを吹きかけるケースが週に二百件ほど起きているという。日本でも今月半ば、愛知県東郷町の施設で「俺はコロナだ」と言って女性職員につばをはきかけたとして、無職の男が威力業務妨害容疑で逮捕されている。

 スポーツ界は対策を進めている。国際サッカー連盟(FIFA)のドーゲ医事委員長は四月、唾液は数時間ピッチに残る可能性があることから、試合中につばを吐いた選手に警告を出すことを検討すべきとの私案に言及。無観客でシーズンを開幕させた台湾と韓国のプロ野球界も、ハイタッチなどとともに、つばを吐くことの自制を求めている。

 花田氏は、イタリアとフランスの研究者が、歯磨き時に使われる洗口剤がウイルスを減らすのに有効とみて、エビデンス(根拠)収集を呼びかけている動きに注目しているという。日常生活でも気を付けられることがあるようだ。

 「会話するときもつばは飛ぶので、マスクをしたうえで、話すときには距離をとる。部屋の床やテーブル、机の上にも唾液が落ちているので、拭き掃除は効果があります」


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(森敏)
付記1: 参考までに、
ACE2受容体が口腔粘膜上皮細胞で頻発しているという論文は以下のものです。
High expression of ACE" receptor of 2019-nCoV on the epithelial cell of oral mucosa  International Journal of Oral Science volume 12, Article number: 8 (2020)

https://www.nature.com/articles/s41368-020-0074-x?fbclid=IwAR16DWwm90H9wGnzbzjrXu188Jfiv7uz5RdDf-e0ptYNfA8kadCAh-HBxxQ

追記1:それで思い出した。
イタリアで「中共ウイルス」流行の初期に、ローマだったかベネチアだったか、イタリア人の若いカップルが「キスが出来ない社会なんて! 死んだほうがいいわ」と叫んでいた。二人は感染して本当に死んだんじゃないだろうか。

追記2:ロックダウンが開けた一昨日(5月30日)には、近所の酒場で早くも6名が狭い狭い机を囲んで密密密の飲み会をやっていた。女性はいなかったけれども。大胆だね!!

 
追記3:ついに厚生省が、唾液によるPCR検査を認めた(6月2日)。これにより検体採取時の煩雑さが、各段に解消されるだろう。大きな一歩だと思う。
   

唾液PCR検査、発症9日以内が対象 厚労省通知

2020/6/2 8:12 (2020/6/2 13:10更新 日経新聞)

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厚生労働省は2日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で、唾液を使うことを可能とする通知を出した。唾液中のウイルス量が多いとされる発熱などの症状が出てから9日以内が対象。唾液は、滅菌容器に患者自ら12ミリリットルを採取してもらう。

加藤勝信厚生労働相は2日、閣議後の記者会見で「唾液を使った検査で確定診断ができる。患者の負担も、検体採取機関の感染防御の負担も大幅に軽減される」と意義を強調した。

唾液検査は2日に保険適用され、帰国者・接触者外来となっている医療機関や、地域外来・検査センターなどで受けられる。同省は「今後は唾液検査のみを扱う施設が増える可能性もある」とみている。

同省によると、唾液検査は無症状者には使えない。すでに鼻の粘液での検査用として薬事承認済みの6品目のほか、国立感染症研究所の評価を受けた島津製作所タカラバイオなどの17の検査キットでも唾液検査が可能という。

2日の通知は感染研の検体採取マニュアルの改定を知らせる内容。鼻の奥の粘液を使ったPCR検査で陽性となった感染者の8593%で、唾液でも陽性と判断されたとの研究結果をもとに、推奨する検体に唾液を追加した。

感染研は医療従事者向けの感染予防策のマニュアルも改定。鼻の粘液を採取する場合は、マスクやフェースシールド、ガウン、手袋の着用を求めていたが、唾液は患者自身が採取するため、検体を入れた容器を回収する際にマスクと手袋だけで可能とした。

PCR検査を巡っては、鼻の粘液を採取する際、患者がせき込むなどして飛沫が発生し、医療従事者が感染リスクにさらされることから、厳重な感染予防策が必要で、検査能力の向上を図る上でボトルネックになっていた。唾液検査ではこうした障害が解消され、検査の大幅な効率化が可能になる。

また厚労省は2日、自治体向けに検査態勢強化のためのチェック項目などをまとめ、通知すると明らかにした。都道府県などに対し、今後の感染拡大局面を想定した「検査需要の見通し」を作成するよう求めたほか、相談センターの電話回線数や電話応答率、1日の検体採取対応力、検査機関の検査能力などを報告してもらう。
 

 

2020-05-03 10:57 | カテゴリ:未分類


外来患者の1000人、抗体3% 神戸市立病院調査

 

神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の研究チームは、47日までの8日間に外来を受診した患者千人の血液を検査したところ、約3%が新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと2日発表した。

チームによると、感染後しばらくしてできるIgG抗体が33人から検出された。救急や発熱外来を受診した患者は対象から外した。神戸市全体(注:人口151万人)の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、47日の緊急事態宣言が出る前に、既に2.7%に当たる約41千人に感染歴があったことになるという

当時、神戸市でPCR検査によって把握されていた感染者数の数百倍が感染していた可能性がある。

木原康樹院長は「相当数の人が感染しており、PCR検査だけでは実態をつかめていない可能性が示された」と指摘。既に感染した人の割合が抗体検査で把握できるようになれば、外出やイベントの自粛を緩めるかどうかの判断材料にできるとの見方を示した。〔共同〕


===
 



  以上の記事は本日の東京新聞と毎日新聞に掲載されている。
   
  共同通信経由なので、朝日新聞や読売新聞や日経新聞などは、独自取材でないので無視している。いそいで夕刊には載るのかもしれないが。

  「我々が気が付かないところでの不顕性感染(無症状感染)が相当数あるだろう」

と木原泰樹院長が述べている。(TBS)


  
  
(森敏)
 
追記:慶応病院がPCRの検体数を上げて神戸私立病院の場合とほぼ同じ、2.71%という数字をはじき出している。
    

<新型コロナ>コロナ以外で治療 入院患者2.7%陽性 慶応大病院

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202058日 東京新聞夕刊

 

 慶応大学病院(東京都新宿区)は、四月六~三十日に新型コロナウイルス感染症の治療以外で入院した患者二百五十八人にPCR検査を行ったところ、2・71%に当たる七人が陽性だったとホームページで発表した。

 同病院は「一般の感染率を直接反映するものではない」と断った上で、「無症状で、感染を疑っていなかった方々の中に陽性者がいることを重要な事実ととらえている」としている。

 同病院は四月六日以降、出産を含めた全ての入院患者にPCR検査を実施。週ごとに結果をまとめた。四月十三~十九日は六十七人中五人(7・46%)が陽性、二十~二十六日は六十人中二人(3・33%)が陽性だった。六~十二日、二十七~三十日は陽性はゼロだった。 (藤川大樹)

2020-04-30 14:32 | カテゴリ:未分類

今朝の東京新聞の一面トップに以下の記事が載った。東京新聞もやっと統計に目覚めた感じである。だが社会部の記者が書いているらしく、記事からは、層別解析に耐える数値がない。

 

やむなく、前回と同じく、市民の被検者147人、そのうち7人が抗体検査陽性、東京都民人口13,951,791人 という数値を用いて、90%信頼区間での感染者総数の推定を計算した。

  

結果は 358,471 ~ 979,639人がこれまでに感染しているという結果が出た。

つまりおよそ 35万人から98万人の幅である。

  

前回紹介した慶応大学病院のPCR検査の結果から推定した感染者の値(30万人~135万人)よりも、調査人数が多くなった分、少し精度が向上している。

   

せっかくのスクープ記事なのだが、東京新聞にはもう少し統計的分析に耐える、正確な記事を提供してもらいたい。(統計学者が、以下の、数値があちこちに飛ぶ、散漫な記述の記事を読んで怒っておりました。結局編集部デスクがよくわかっていないのかもしれない)

    

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<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査

東京新聞2020430日 朝刊

 

 新型コロナウイルスの感染実態を調べるため、感染症に詳しい久住英二医師が東京都内でウイルス抗体検査をしたところ、一般市民の4・8%、医療従事者の9・1%が陽性(抗体あり)で、過去に感染していたことが分かった。久住医師は「現行のPCR検査で判明する感染者よりはるかに多く感染している可能性が高く、確実にまん延していると言える」と指摘している。 (市川千晴)
    

 検査は久住医師が理事長を務める新宿区と立川市のクリニックで二十一~二十八日に実施。ホームページで希望者を募り、二十~八十歳の男性百二十三人、女性七十九人を検査した。このうち一カ月以内に発熱のあった人は五十二人、同居者でコロナウイルス感染者がいる人は二人、PCR検査を受診したことがある人は九人。PCR検査で陽性反応だった一人も含む。
    

 検査結果では、一般市民の百四十七人の4・8%にあたる七人が陽性、医療従事者五十五人のうち9・1%の五人が陽性だった。市民・医療従事者を合計した二百二人全体では5・9%の十二人(男女とも六人)が陽性だった。以前のPCR検査で陰性とされたが、抗体検査で陽性だった人もいた。
       

 検査に使用したのは、大手繊維メーカーのクラボウが輸入した試薬キット。国内の抗体検査で一般的に使われており、採血後に十五分で判定できる。
        

 久住氏は「原因不明の死者が増えていることからも、PCR検査を拡大して速やかに診断し、早期に治療を開始すべきだ」と話している。

 


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(森敏)


付記: 約6%の人が自覚症状がないものの、陽性だった!! (訂正版)
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