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2020-06-29 08:45 | カテゴリ:未分類
  2018年の双葉町の民家のサネカズラは実がたわわに稔っていた(図1)。

  眼の高さの一枝を失敬してきて、オートラジオグラフに撮像した(図2、図3)。

  部位別に放射性セシウムの放射能測定すると、実が葉の2倍の値を示した(表1)。実の放射能がほかの部位よりも常に高いことはこれまでのすべての植物とも共通している。
  
  一方、今回意外だったのは新芽が旧葉よりの放射能が半分以下だったことである。

  いつもは放射性セシムは新葉(図1の左枝の先端1枚と、右枝の先端の2枚)が旧葉よりも高い値を示すのだが、今回は違った。
  
  実(養分の吸引側:シンク)が成熟しているときには、全体の養分の貯蔵器官である旧葉(養分の供給側:ソース)からの養分が実の方に転流することが植物栄養学の常識である。

  しかしその同じ時期に展開している新葉はまだ養分のシンク側でもあるはずなのだが、養分の吸引力が実よりも低くなっているのかもしれない。

  要するにこの新葉は、今後成熟して光合成して、養分を同化しても、実が完熟してしまうと、転流先がなくて、ためた養分が不要になってしまう。いずれ枯れて落葉してしまう。だから、吸引力が低下しているのだろう。

と、サネカズラの身になって考えてみた。しかしこれは、サネカズラの体内でも、あくまでセシウムイオンがカリウンと同じ転流の挙動を示すものと仮定しての解釈であるのだが。
  



   

 

  名にし負はば 逢坂山のさねかづら 


       人に知られで くるよしもがな




                  三条右大臣 後撰集 

  


   
 

スライド1 
 図1 サネカズラ 押し葉乾燥後なので赤い実が黒ずんで見える。一房に多数の実を着けている。
散らばっているのは押し葉にする前に前に飛び散った実。

 
 
 

 
スライド2 
 
 図2 図1のオートラジオグラフ


 



 
スライド3 
図3 図2のネガテイブ画像。 新葉が旧葉よりも薄く写っていることがわかる







 

表1 サネカズラの放射能
サネカズラ 
  
  
  
(森敏)
 

2020-06-11 07:04 | カテゴリ:未分類

中共コロナウイルス(俗称CCPvirus: Chinese Communist Party’s corona virus :国連の呼称ではCOVID-19)に感染した動物園の飼育員(ヒト)から、ネコ科である「トラ」が感染した。ヒトから「家ネコ」にも汚染した。ネコからネコへの感染も報告されている。
   
  動物園では高価な同じネコ科の「ピューマ」や「チータ」や「ライオン」や「パンダ」が警戒されているようだ。もちろん霊長類のゴリラやチンパンジーやオラウータンも要警戒だ。しかし、まだネコからヒトへの感染は報告されていない。感染しないほうがおかしいと思うのだが。

 

ペットではヒトからネコばかりでなくヒトから「イヌ」へも感染した。当然飼い主が 気が付いていないだけで、イヌからイヌへの 感染も起こっていることだろう。
   
  前にも書いたが、とにかくすべての哺乳動物はACE2という中共ウイルス受容体タンパクを、体の各組織の細胞膜表層に持っている。だからやたらにイヌ・ネコ・ウサギ
・ハムスター等のペットの毛皮などを愛撫するのは危険である。かれらは舌や手足で毛つくろいするときに、つば(唾)を使う。このつばに中共コロナが一番高濃度に含まれているらしいからである。かわいいからといって、その毛を「撫ぜた」ヒトは己の指先から、無意識に鼻や唇を触って、感染する可能性が高い。

    

先日中国共産党政府も同意して国連のWHOが「決議」した中共ウイルス発生の起源を調査するための、国際調査団の武漢への立ち入りを、早くも中国共産党政府は前言を翻して一方的に拒否した。中共コロナウイルス汚染源の実態が一向にまだ解明されていない。(もっとも、中国政府は勝手に自国で調査して、分厚い報告書を作成して自画自賛しているようだが、何しろ誰かが紹介してくれないと、外国人にはその中身が分からない)

 

勘ぐるに、武漢のウイルス研究所か、中国に秘密に散在する軍事機密バイオ兵器研究施設では、コウモリの「sarsウイルス」の感染子であるSparkタンパクをゲノム編集していた。各種の変異Spark遺伝子導入ウイルスを、実験用マウスに感染させる実験系で、その感染力を検定していた。中共ウイルス汚染の発端は、その遺伝子が実験着に着いてP4施設から漏れたか、下水道や排気口から空中に散布されたか、注入された実験動物が海鮮市場に下取りされたか、のいずれかであろう。

 

このように、中共コロナウイルスはもともとマウスへ容易に感染するので、マスクやフィルターの飛沫感染患者からの防護効果を、マウスの実験系で検定しているハーバード大学(?)のグループの発表があった。

 

今年に入って欧米では、5か月という短期間に驚くべき速度でこれまでに1000報以上のCOVID-19関連の論文が発表されている。これらの中共コロナウイルス感染研究グループの論文の共著者の中には、けっこう中国の研究者が紛れ込んでいる。中国人のみの研究者集団の論文も、これまでに1000報以上に昇るといわれている。もしかしたら、これらの研究者の一部にはバイオ兵器開発の共犯者が紛れ込んでいるかもしれない。

  「マスクの研究」や、続々と発表される中共コロナウイルスによる「環境汚染」の中国側の研究論文は、ちょっと偽善的だ。中共コロナウイルス発生源追及を忘れさせるためのカモフラージュ研究ではないのかと小生は疑っている。

 

中共ウイルス感染者の排泄する大便が流出する流域下水道からも中共コロナウイルスが検出されることが、最近分かってきたので、日本の自治体や大学でもこのような研究が計画実施に移されているようだ(これらは流の後追い研究だが、やらないよりやったほうがいいだろう)。世界中の主要都市で広大な編み目のような延々と連なる流域下水道を生息域とする、都会の「ドブネズミ」が、中共コロナウイルスに感染していることは小生には確実と思われる。もちろんドブネズミを食べる野良ネコも汚染しているだろう。野良ネコと仲良しになった家ネコは汚染しているだろう。知らぬは飼い主ばかりなり。

 

かつては、宿主のネズミに寄生する「ノミ」がペストの媒体(ベクター)であったので、今回の中共コロナウイルスの媒体に、ネズミのノミや「シラミ」からヒトが接触感染してもなんら不思議ではない。また家庭や病院の下水が滞留する道路わきの溝やマンホールがあるとすれば、これから夏にかけて、ボウフラがわくので、ボウフラが羽化した蚊が媒介して、汚染した8本の節足で、中共コロナウイルスがヒトに「そっと」接触感染しうる可能性も否定はできない。

 

現在、急激に気温が上がってきたので、台所から出る生ごみ袋の中では、2日もしないうちに、しきりにコバエが発生している。いずれ、生鮮食品を販売する商店街では普通の「イエバエ」(蠅)も発生するだろう。これらによる中共コロナウイルス接触感染も怖い。

 

友人から「アメリカから帰ってきた息子家族が、行政により、2週間ホテルの最上階に隔離されたあと、中共コロナウイルスのPCR検査で陰性だったので、やっと解放された。そこで、久しぶりに、1軒屋の我が家で家族で団らんした。孫(7歳の女の子)が獣医師さんになりたいといっているのだが、この子は、庭の家庭菜園で育てているキャベツの青虫を捕まえて渡しても平気で手のひらで遊ばせている。ところで、青虫にはCOVID-19は感染していませんかね ?」と尋ねられた。ちょっと返事に窮した。

  この友人は、早くから「ペットからも中共コロナウイルスに感染しませんかね ?」と何度も電話で尋ねてきていたのだが、小生が生(なま)返事をするうちに、新聞報道ではヒトからネコやイヌへの感染報道がなされたのであった。まだ「ネコ」から「ヒト」への感染を実験的に証明した研究論文はないと思うが、彼には実に庶民感覚の先見の明があったと思う。

  危険な「ネコ」から「ヒト」への人体実験は許されないから実証できないのだが、ネコからヒトへの感染は実際のところ頻発している隠れた感染ルートではないだろうか。ネコは勝手に家の内外を行き来するので、始末が悪いペットである。

 

コロナウイルスは夏に弱い、と一般的いわれているが、現在もヒトからヒトへの感染を繰り返すうちに世界中のどこかでは、ヒトの体内で「15日間で一回」遺伝子変異を起こしている、と報道されている(文献を読んだわけではないが)。だからなのか、地球の裏表で、寒い国でも暑い国でも関係なく、現在進行形で中共コロナウイルス感染が猛威を振るっている。
  
  勝手な予想が許されるならば、「暑い夏向きに感染力強い中共コロナウイルス遺伝子」が日本人の体の中で潜伏適応変異して、日本ではこの超新型コロナウイルスがいきなり真夏にも蔓延するかもしれない。そうなれば2番目のパンデミックである。ノミ、シラミ、蚊、を恐れるゆえんである。

   

カビやノミやシラミの死骸はアレルギー源でもある。小生は、季節にかかわらずベッドを「ダニパンチ」なる市販の高温風機器で、殺菌・殺ダニ・殺コロナ処理している。
     
  25年前であるが、小生の父は88歳の高齢で、高知の自宅で、真夏なのに布団を太陽で干す力(ちから)も気力なかったからなのか、万年床で、急性肺炎になって、わずかに1週間で死亡した。畳と敷き布団の間はカビだらけであったのだ。何の肺炎かわからずじまいで、医者は投げ出してしまったのだった。父の両肺のレントゲン写真は肺炎菌で真白だった。
 
(森敏)
追記1: 日経サイエンス7月号の出村政彬編集委員による解説記事では、WHOが掌握しているデータベース内の論文は15000件を超えているとのことである。だから現時点では、すでに30000件を超えているだろう。

 追記2:下水道からのウイルスモニタリング調査は、まずまずの成功のようだ。今後も、測定件数を増やすなどして、益々精度を上げていく努力が必要かと思う。
 

コロナウイルス、下水に第2波の手がかり 国内で初検出

新型コロナウイルス

井潟克弘

2020619 1100

 下水に含まれる新型コロナウイルスの検出に富山県立大と金沢大の共同研究グループが成功した。ウイルスは富山、石川両県内で感染拡大前から検出されており、第2波の流行の兆候を早期に知る手掛かりになるという。

 調査したのは、いずれも環境工学が専門の県立大の端昭彦講師と金沢大の本多了准教授。感染者の排泄物(はいせつぶつ)から、ウイルスが検出されていることに着目。35日から、神通川左岸浄化センター(富山県射水市)や犀川左岸浄化センター(金沢市)など計4カ所の下水処理場で調査を始めた。

 週に一度のペースで処理前の下水約100ミリリットルを採取。100倍程度に濃縮してから、PCR検査を実施した。その結果、424日までに採取した27サンプルのうち、7サンプルからウイルスが検出された。国内で検出に成功したのは初めてという。

 下水からウイルスが検出され始めたのは、それぞれ石川が3月下旬、富山が4月上旬ごろで、感染確認が急増する710日前から検出され始めた。両県で感染者が急増した4月中旬以降、検出したサンプルも増加傾向だったという。

 共同研究グループは現在、富山市の処理場1カ所を加えた計5カ所で調査を継続中で「下水から兆候がつかめれば、エリアごとに早期に感染対策を取ることが可能になる。今後も調査を続けたい」と話している。

 感染者の排泄物に由来するウイルスの量を調べる下水道のモニタリングは、第2波の兆候を捉える方法の一つとして、海外でも注目されている。国内では5月から、日本水環境学会のメンバーと自治体が連携し、東京都横浜市などでモニタリングが始まっている。(井潟克弘)

 



2020-05-30 16:38 | カテゴリ:未分類

以下に示すように東京新聞の佐藤直子記者が素晴らしい調査記事を書いています。

   

この記事の本質は、記事の中の青字赤字で示した鶴見大の花田信弘教授(口腔(こうくう)衛生学)の以下の発言です。

   

新型コロナはウイルスの受容体が唾液腺にあるのが特徴。味覚や嗅覚の障害を訴える人が多いのもそのためだ」

   

この記事に触発されて、最近のACE2とコロナウイルスとの関連文献を検索してみると、体の各組織の中で、口腔粘膜が、 COVID-19受容体であるACE2の遺伝子発現量が多い、といういくつかの論文がありました。

  

ACE2遺伝子の発現量が多いということは、まず感染初期に口呼吸や、箸や、フォークやナイフや、食べ物そのものから接触感染で口に入ってきたCOVID-19ウイルスは、唾液腺や味蕾などの口腔粘膜表皮細胞表層のACE2タンパク受容体と結合します。
  
  その後に、口腔粘膜表皮細胞細の内部に取り込まれて、その細胞内で遺伝子が複製してウイルスの数が増殖して、細胞を破壊して(だからウイルスの感染初期の患者は味覚や嗅覚がなくなる)から、細胞外に飛び出します。結局唾液(つば)にウイルスは含まれることになります。

   

我々はその唾を嚥下するので、消化管も汚染して、ウイルスはそこでも増殖します。消化管細胞にもACE2はあるからです。そこから血液やリンパに入って体内各所に循環します。時には腸内細菌に取り込まれて増殖して、大便として便器周辺や下水道をウイルス汚染することになります。だから下水道はCOVID-19環境汚染の指標にもなるのです。

    

のどに違和感があると、しょっちゅう路上に唾を吐く習慣がある人は、ウイルスを路上にばらまいて、それが風で舞い上がったり、通行人の靴底にくっついたりして、家庭に持ち込まれることにもなります。かくしてウイルスは際限なく拡散しているはずです。感染者が唾を他人に吐き掛けることは、未必の殺人行為にもなりかねません。

    

このように、ACE2の人体組織局在が明らかにされたので、以下の新聞記事の中にある、いろいろの現象的な知見が整理されて説明がつきます。
    
  受容体ACE2タンパクの構造については、前回のブログで少し紹介しておきました。
    
  
だから、キス(kiss!!) ほど危険な行為はありません。

 

 



  

唾液にウイルスいっぱい 鼻の粘液の5倍の報告も

2020530 1405分 東京新聞

 唾液を使って新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査が近く承認される見通しだ。鼻の奥の粘液よりウイルス量が多そうなことが分かってきたため。陽性確認が便利になるが、逆に言えば、つばから感染するリスクが高いことも意味する。何に気を付けたらいいのか。 (佐藤直子)

 「患者の唾液から検出されたウイルス量が、鼻の奥(の粘液)よりも多かった」。感染症専門医の河野茂・長崎大学長は語る。

 同大チームは今月下旬、長崎県に停泊中のクルーズ客船コスタ・アトランチカで感染が確認され、健康観察が続く乗員百四十四人のうち六十三人を調査。感染確認の約三週間後に唾液と鼻の奥の粘液を採取し、ウイルス量を比較した。唾液から多く出たのは二十六人、鼻の粘液から多く出たのは三人。陽性率は鼻の粘液9・5%に対し、唾液は44%に上った。

 米国エール大の研究では、唾液も鼻の粘液も発症直後が最もウイルス量が多く、唾液は鼻粘液の約五倍と報告されている。河野氏は「乗員の検体数は限られているが、エール大の研究は参考になる」と話す。

 なぜ、唾液からウイルスが出るのか。「新型コロナはウイルスの受容体が唾液腺にあるのが特徴。味覚や嗅覚の障害を訴える人が多いのもそのためだ」と鶴見大の花田信弘教授(口腔(こうくう)衛生学)は解説する。

 北海道大の豊嶋崇徳教授(血液内科学)は今月初旬から、入院患者が新型コロナに感染していないか調べるスクリーニング(ふるい分け)検査に唾液を使っている。現在のPCR検査は鼻の奥に綿棒を入れて粘液を採取する方法が主流だが、せきやくしゃみが出やすく、採取する医師らを感染させるリスクが高い。

 「唾液は検尿と同じように容器に検体を入れて提出するだけ。採取の障害になっていた専門医療者もいらず、採取場所や防護具もいらない。感染リスクは減るし、PCR検査を増やす第一歩になる」と期待する。

 一方、唾液にウイルスが多く含まれるなら、感染への警戒もより必要だ。

 英国のロンドンでは三月、タクシー運転手の男性(61)が、新型コロナに感染しているという男につばをかけられた後、感染して四月に死亡。デーリー・テレグラフ紙によると、自分は感染者だと言って警官らにつばやせきを吹きかけるケースが週に二百件ほど起きているという。日本でも今月半ば、愛知県東郷町の施設で「俺はコロナだ」と言って女性職員につばをはきかけたとして、無職の男が威力業務妨害容疑で逮捕されている。

 スポーツ界は対策を進めている。国際サッカー連盟(FIFA)のドーゲ医事委員長は四月、唾液は数時間ピッチに残る可能性があることから、試合中につばを吐いた選手に警告を出すことを検討すべきとの私案に言及。無観客でシーズンを開幕させた台湾と韓国のプロ野球界も、ハイタッチなどとともに、つばを吐くことの自制を求めている。

 花田氏は、イタリアとフランスの研究者が、歯磨き時に使われる洗口剤がウイルスを減らすのに有効とみて、エビデンス(根拠)収集を呼びかけている動きに注目しているという。日常生活でも気を付けられることがあるようだ。

 「会話するときもつばは飛ぶので、マスクをしたうえで、話すときには距離をとる。部屋の床やテーブル、机の上にも唾液が落ちているので、拭き掃除は効果があります」


ーーーー
(森敏)
付記1: 参考までに、
ACE2受容体が口腔粘膜上皮細胞で頻発しているという論文は以下のものです。
High expression of ACE" receptor of 2019-nCoV on the epithelial cell of oral mucosa  International Journal of Oral Science volume 12, Article number: 8 (2020)

https://www.nature.com/articles/s41368-020-0074-x?fbclid=IwAR16DWwm90H9wGnzbzjrXu188Jfiv7uz5RdDf-e0ptYNfA8kadCAh-HBxxQ

追記1:それで思い出した。
イタリアで「中共ウイルス」流行の初期に、ローマだったかベネチアだったか、イタリア人の若いカップルが「キスが出来ない社会なんて! 死んだほうがいいわ」と叫んでいた。二人は感染して本当に死んだんじゃないだろうか。

追記2:ロックダウンが開けた一昨日(5月30日)には、近所の酒場で早くも6名が狭い狭い机を囲んで密密密の飲み会をやっていた。女性はいなかったけれども。大胆だね!!

 
追記3:ついに厚生省が、唾液によるPCR検査を認めた(6月2日)。これにより検体採取時の煩雑さが、各段に解消されるだろう。大きな一歩だと思う。
   

唾液PCR検査、発症9日以内が対象 厚労省通知

2020/6/2 8:12 (2020/6/2 13:10更新 日経新聞)

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厚生労働省は2日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で、唾液を使うことを可能とする通知を出した。唾液中のウイルス量が多いとされる発熱などの症状が出てから9日以内が対象。唾液は、滅菌容器に患者自ら12ミリリットルを採取してもらう。

加藤勝信厚生労働相は2日、閣議後の記者会見で「唾液を使った検査で確定診断ができる。患者の負担も、検体採取機関の感染防御の負担も大幅に軽減される」と意義を強調した。

唾液検査は2日に保険適用され、帰国者・接触者外来となっている医療機関や、地域外来・検査センターなどで受けられる。同省は「今後は唾液検査のみを扱う施設が増える可能性もある」とみている。

同省によると、唾液検査は無症状者には使えない。すでに鼻の粘液での検査用として薬事承認済みの6品目のほか、国立感染症研究所の評価を受けた島津製作所タカラバイオなどの17の検査キットでも唾液検査が可能という。

2日の通知は感染研の検体採取マニュアルの改定を知らせる内容。鼻の奥の粘液を使ったPCR検査で陽性となった感染者の8593%で、唾液でも陽性と判断されたとの研究結果をもとに、推奨する検体に唾液を追加した。

感染研は医療従事者向けの感染予防策のマニュアルも改定。鼻の粘液を採取する場合は、マスクやフェースシールド、ガウン、手袋の着用を求めていたが、唾液は患者自身が採取するため、検体を入れた容器を回収する際にマスクと手袋だけで可能とした。

PCR検査を巡っては、鼻の粘液を採取する際、患者がせき込むなどして飛沫が発生し、医療従事者が感染リスクにさらされることから、厳重な感染予防策が必要で、検査能力の向上を図る上でボトルネックになっていた。唾液検査ではこうした障害が解消され、検査の大幅な効率化が可能になる。

また厚労省は2日、自治体向けに検査態勢強化のためのチェック項目などをまとめ、通知すると明らかにした。都道府県などに対し、今後の感染拡大局面を想定した「検査需要の見通し」を作成するよう求めたほか、相談センターの電話回線数や電話応答率、1日の検体採取対応力、検査機関の検査能力などを報告してもらう。
 

 

2020-05-12 20:19 | カテゴリ:未分類


  以前にも述べたが、羽山神社は原発から650m地点で山頂にあり、小さな神社周辺は住民が表土を除染しているが、それは山頂のごく一部に過ぎない。
   
  その露出した地面に集団でセンブリが生えていた(図1)。(センブリは漢方でも有名な胃腸薬である)。ここのは栄養失調で背丈が15センチもない。
      
  しかし見事に異常なくらい多くの花をつけていた(図2)。多分この花の生え方や背丈の短さや、分枝の仕方はいじけていて異常だと思う。放射線障害だろう。それを根から掘り起こして採取してきた。
  
      
  オートラジオグラフに取ると花器の種子になる部分が濃く撮像されている(図3、図4)。この現象は他の植物と同様である。 
  
  8本の植物の撮像のされ方が少しずつ強弱が異なっている。それは同じ集団でも土壌に降下した放射能が均質ではなく、したがって土壌への収着の度合いも異なっていたためと思われる。
  
  これまで、我々が調べた長靴や箒や洗剤の箱やTシャツなどの非生物の表面に付着した固形物は、不溶性の濃い大きな粒子と、その10分の一以下と思われる細かな粒子と、可溶性のイオン状のセシウムが見分けられる。
         
  植物が吸収しているのは、可溶性(雨水に溶ける)セシウムイオンだけである。
     
      表1に部位別放射能を示している。根は土壌が取り切れなく付着汚染しているので最も高い値である。しかし地上部は図3、図4から見ると、完全に内部汚染のみで外部汚染は全くない。これらのオートラジオグラフ画像からは、花器が非常に高く撮像されているが、この表1の放射能の乾物重あたりの実測値からすると、植物の地上部全体がほぼ均一に内部汚染していることがわかる。
    
 こんなものは到底まだ漢方薬には使えない。
    
   




スライド1 
 図1 センブリ


 
スライド2 

図2 図1の左下の植物の部分拡大 異常な数の花の付き方



スライド3  図3 図1のオートラジオグラフ



スライド4

図4 図3のネガテイブ画像

  
  




表1 センブリの部位別放射能

センブリ1 


注:図1の8本の植物を全部部位ごとに一緒にして測定した。





   
   

(森敏)
2020-04-22 06:51 | カテゴリ:未分類
  

以下の研究論文は、われわれの日常生活において注意すべき点を、数多く指摘してくれている。中でも靴底に関する注意は盲点である。
       
  現在の個人病院や、歯科医院や、大学病院では靴をスリッパに履き替えるところは非常に少ない。スリッパに履き替えさせて、使用後のスリッパを紫外線殺菌するところも希少だと思う。
      
  患者は靴のままいきなり診療室で医師と向き合う。医師との距離が2メートル(ソーシャル・デイスタンス)の診察や対話は、あまり聞いたことがない(昨日の医者はマスクはしていたが、話が込みいってくると、顔を近づけてくるもんだから、こちらがのけぞって、つい立ち上がってしまった)。医者はフェイスガードなんかつけていない。中共ウイルス禍の現今では、これではちょっと患者も医師もお互いに非常に危険だ。
 
  また、毎日の病院内の廊下や診療室の床の掃除人にとっては電気掃除機の場合は掃除機の排出フィルターから舞い上がるウイルスが危険だ。もちろんモップもだ。
             
  翻って、日本の場合は、自宅に帰ると、靴を脱がずにベッドに直行する西洋流の生活様式は少ないと思うが、かがんで素手で靴を脱いだり履いたりするときに玄関の靴底にウイルスが付着していることには、十分注意すべきだと思う。玄関のたたきは出入りで集積したウイルスで汚れていることになる。
        
  ついでに言うと、可燃ごみなどをまとめるときに、ポリ袋に手を突っ込んで中身を整理したり、がさばらないように空気をおしだしたりするときの作業も危険だ。手袋とマスク着用が必須だ。これは案外皆さん気が付いていないと思う。今までの生活様式を全面的に見直す必要がある。
   


   
     

  

ウイルスが靴底付着、拡散 微粒子は4m飛散も ―中国武漢の臨時病院で調査 2020/04/19 18:58

新型コロナウイルスに感染した患者を収容するため、中国が武漢市に突貫工事で建設した臨時病院「火神山医院」のウイルス汚染状況を軍事医学科学院の研究チームが調べ、19日までに発表した。集中治療室(ICU)に出入りする医師や看護師らの靴底にウイルスが付着し、薬剤部などに拡散していたほか、ウイルスを含む微粒子が約4メートル飛散した可能性が示された。

 米疾病対策センターの専門誌「エマージング・インフェクシャス・ディジージズ」電子版に掲載された論文によると、調査は病院がフル稼働していた2月19日から3月2日に実施。各所を拭き取った検体と空気を採取したサンプルのPCR検査を行った。

 その結果、ICUの方が一般病棟より汚染され、パソコンのマウスやごみ箱、ベッドの手すり、ドアノブにウイルスがよく付着しているのは予想通りだったが、エアコンの空気吹き出し口や床から検出される割合も高かった。ウイルスを含む微粒子が患者のせきなどで飛沫(ひまつ)として放出された後、空気の流れに運ばれたとみられる。

 患者の周囲で採取した空気サンプルからもウイルスが検出され、ICUではベッドに寝ている患者の上半身から約4メートル離れた位置で採取したサンプルから検出された。

 火神山医院では調査結果を受け、ICU、一般病棟とも、患者がいる感染リスクが高いエリアとリスクが低い作業エリアに区分した。研究チームは、医師や看護師らが患者のいるエリアから出る際は靴底を消毒し、患者のマスクも捨てる前に消毒するよう勧告している。 (jijicom)

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