WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
| ホーム |
2018-01-07 13:06 |
カテゴリ:未分類
双葉町を調査しながら、あちこちに放置散見される、全く手入れがされていない木の実のたぐいを採取した。気まぐれな採取なので、その場所の空間線量などは記録していない。ほぼ毎時5-15マイクロシーベルトの範囲内にある。
表1に示すように ユズ、カキ、ヤマボウシ、ポポー、は Cs-134 とCs-137の合量の放射能は 食品基準値の 100 Bq/kg生体重 よりもいまだに高い。Cs-134の放射能 は Cs-137の放射能に対して約10分の一に物理的半減期にしたがって確実に減衰してきていることがわかる。
ユズだけは解体して部位別に細かく測定したが、種子の放射能値が高いのには少し驚いた。柑橘類の「種子」は意外にCsを濃縮しているのかもしれない。
表1. 木の実の放射能:全部生体重当たりです。

図1 ユズ 解体して部位別に測定してみた(表1 参照)

図2.カリン 落下して放置されている。

図3.キウイ この木には2000個ばかりの実が着いていた。

図4.カキ 熟しつつあった。

図5.ヤマボウシ

図6.ポポー

図7.キリ

<<地上配備型の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の値段2000億円は、日本の文科省の科学研究費(日本の全大学の研究者の生命線!)と同額 | ホーム |
度し難い:日本国民感情を逆なでにする原子力マフィアの原発輸出政策>>
| ホーム |