2016-07-29 16:14 | カテゴリ:未分類
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2016-07-27 22:48 | カテゴリ:未分類


biwa komaru_JPG_1024px
 
 
 図1.ビワの小枝のオートラジオグラフ、枝が濃く、新芽が次に濃く、葉が薄く写っている。
  
 
ビワ写真縮小版 

図2.上記の原図 切り離されているのは枝の基部で、べらぼーに高い放射能(表1参照)を示している。

  
  
    

実強拡大のビワの 
図3.図2の新芽の部分を拡大したもの。これがビワの実になる(図4参照)。
    
DSC08305--.jpg 
図4.後日、京都哲学の道に至る道路沿いの民家で撮影した、参考までに琵琶の実のなり方を示した。 
   

  2015年10月に、浪江町の空間線量が毎時10マイクロシーベルトの民家の庭の植え込みにあるビワの木の枝をちょっと失敬してきた(図2、図3)。それを、乾燥してオートラジオグラフに撮像した(図1)。
    

  新芽の部分はビワの実になるべく多数の袋状で黄色であったが(図3)、ここの部分は他の広い葉の部分よりも濃かった。外部被曝ではない。果実に成るべく生殖成長しているこの部分がカリウムの要求性が高いためだと思われる(これまでの研究からいったん体内に取り込まれた放射性セシウムはカリウムと同じ転流の挙動をしている)。枝の部分が汚染が濃いのは2011年に被曝した高濃度の放射性降下物(フォールアウト)が、原発爆発後4年半の雨風に打たれても流れずに付着したまま残っているものである。
     
  このようなオートラジオグラフによる定性的な観察は、表1に示すように、その後部位ごとに分けた放射能測定値(NaIスペクトロメーターによる)によっても、きちんと裏付けられた。ビワの新芽と思われた部分が果実になることは後日民家のビワの写真を撮ったのでご参照ください(図4)。この未熟ビワの実は単純に総放射性セシウムの規制値(100Bq/kg)の139倍もの濃度を示している(水分含量が90%だと仮定しても新鮮重当たりでは13.9倍もある)。

          

   
    
  表1.ビワの放射能(2015.12.13.採取)
ビワの枝葉の放射能(Bq/kg乾物重)
部位Cs-134Cs-137
ビワ新芽
(未熟な実)
2400 11500
ビワの葉17007800
ビワ枝部920043500
   
  
   
    
(森敏)

2016-07-25 08:52 | カテゴリ:未分類

「先輩、お久しぶりです」

 

『いや長生きしちゃったよ。こんなに長生きすると思わなかったもんね。昔は55才ぐらいまで生きれば御(おん)の字だと思っていたもんね』                                                                         

 

「今どきはなかなか簡単には死なせてくれないですよ。どうやってこっそり死のうかと、日々頭がいたいですね」

 

『ひとりが年間3500万円もするオプジーボで健康保険適用で肺がんの年寄りが長生きできるかもしれない時代になっちゃった。実際それで助かってる友人もいるんだ。そのおかげで95才が100才まで生きられる世の中なんて、むちゃくちゃ税金食っちゃってほんとに若い世代に悪いよなー。国家財政が破綻してしまう。いや、もう実態は破綻してるんだけどね』

 

「ほんとにね! 老人が近代医療で長生きするのが <気が引ける> 世の中になっちゃったですね。だから自分で安楽死の装置を操作しても良い、ということを真面目にオランダのように日本でも法律で認めるべきだと思うよ」

 

『いやー、おれも前立腺ガンなどやったのでいろいろ考えさせられてんだ。最近そんなんでなく、一銭もお金がかからない死に方ってあるんだと気づかされたよ』

 

「ほんとに? どんな?」

 

『実は話せば簡単なんだ。高齢な老人がまだ健全な意識のあるうちに20日以上水だけ飲んで断食するんだ。確実にハッピーに自然に死ねるんだそうだ。「鑑真和上(がんじんわじょう)」とか生き仏になった高僧はそうだったんじゃないか? 実は知人の知人が最近それを実践したんだという話だ。もちろん誰にもそんなこといっていないでだよ。きれいな死に顔だったそうだよ。苦しまなかったと言うことだ。 どうだ? 理想的な死に方と思わないか? 現状では医師がそれをやると自殺幇助になりかねないから、病院じゃ無理だけれどね』

 
「そうかぁ、それは考えなかったナー。しかしそういう死にざまを20日間も黙ってみていなければいけなかったご家族も、相当な覚悟が必要だったんじゃないですか。本人も悟りをひらかないとできないことだと思われますね。ぜひ断食による自然死の具体的な経過を、それを目撃したひとには勇気を持って世の中に紹介してもらいたいですね。<本人の堅い宗教的信念による断食> ということで、宗教家ならば「信教の自由」ということでいまでも許されていいのかもしれないですね」
 
「断食による自然死のすすめ」なんて本のタイトルで、後期高齢者には案外ベストセラーになるんじゃないか』

  
        
(喜憂)

 

2016-07-22 06:40 | カテゴリ:未分類
(転載です)
 

日本テレビNNNドキュメントの紹介です。 
番組タイトルは
「避難計画で原発やめました~違いは何だ!?伊方と米・ショアハム」


放送時間は7月24日(日曜日)24時55分(30分枠)
   
再放送は7月31日(日曜日)BS日テレ午前11時から(30分枠)

  
下のページで予告動画が見れます。
http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=12125
2016-07-14 20:02 | カテゴリ:未分類

福島県の県中浄化センターと県北浄化センターは、毎日の濃縮汚泥中の放射能 (I-131, Cs-137, Cs-134) を測定するという、忍耐強い調査を継続して、ホームページ上で公開している。

 

以前にも数回にわたってこのWINEPブログで紹介したのだが、両方の浄化センターではいまだに濃縮汚泥に高い I-131 を検出している。図1(県中浄化センター)と図2(県北浄化センター)に、昨年(2015年)1月以来から今年(2016年)の4月までの、公表されている数値データをわかりやすく横棒グラフで示した(それ以前のグラフはすでに以前のWINEPブログで示しておいた:付記参照)。図が縦に長いので、見にくいのだが、がまんして図を縦にスクロールしていただくと、時々赤い棒グラフ(I-131)が出てくることがわかると思う。

 

図1では特に赤い棒グラフ(I-131)が7月27日に800(ベクレル/kg)以上を示している。赤い棒のピークはこの間大小12回起こっている。これに比べて青い棒(Cs-134 + Cs-137)は6月16日に800(ベクレル/kg)以上を示している。平素の青い棒は200(ベクレル/kg)前後で徐々に低下している。

 

図2では特に赤い棒グラフ(I-131)が5月23日に800(ベクレル/kg)以上を示し、なお7月10、11日には1000(ベクレル/kg)以上を示している。赤い棒グラフのピークはこの間大小8回起こっている。これに比べて平素の青い棒グラフ(Cs-134 + Cs-137)は200(ベクレル/kg)以下で徐々に低下している。

 

右の緑のグラフは雨量を示している。この雨量が高いときはその1-2日後に左の青い棒グラフがほぼ例外なく高くなっている。しかし赤い棒グラフと雨量との明確な関係は、原発事故直後をのぞくと、2012年から今日まで認められない。

 

以前にも推測したように、青い棒のピークは福島第一原発由来であるが、赤い棒のピークは、ピークの形状からして原発由来でなく、病院由来であると思われる。小生がブログでこのことを婉曲的に指摘しても、福島県の病院は研究や検診や治療に使ったI-131を、患者の自宅の水洗便所やや病院から野放しに平然と垂れ流し続けていると考えられる。放射性同位元素施設では使用したI-131をいったん貯留して、この核種は8日間という短い半減期なので、検出限界以下になるまで減衰させてから放流する義務がある。現状ではどこかで違法行為がまかり通っていると思われる。放射能汚染した活性汚泥は肥料にしてはならないというのが肥料取締法である。農水省や環境省や厚生省は何をしているのだろう。どこが所轄の官庁か知らないが、原発事故で放射能汚染防止対策はどんどん実質的にザル法になりつつあるようだ。
           
         これらの図は非常に重要なデータなので、関係官庁の役人やマスコミの目にとめてもらうめにも、しばらく記事を更改しないでさらしたままにしておきます。グラフをくりかえし丹念に精査していただければありがたいです。




 
 
  
 図1.県中浄化センターの濃縮汚泥の放射能汚染の推移

県中浄化センター 







 


 
図2.県北浄化センターの濃縮汚泥の放射能汚染

県北浄化センター 


 
(森敏)
  
付記1:以下の過去のブログをご参照ください。