2014-04-20 10:06 | カテゴリ:未分類

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放射線像展

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23() - 428()

11:0020:00 (最終日は1700まで)
場所:「Gallery やさしい予感」
JR目黒駅東口から徒歩5分 TEL:03-5913-7635.  hppt://www.yokan.info
入場料 : 500円 学生無料(学生証をご提示ください)

22日(火)17:0020:00 報道関係者向けプレオープン

社員証と名刺をご持参ください(入場無料)。
 

インターネットまたはWifi接続が可能なタブレットや画面の大きなスマートフォンをお持ちの方は、ぜひご持参ください。展示された放射線像に関連した映像やさらに詳しい解説をご覧いただけます。                      加賀谷屋雅道

 

 

 

付記
1. 小生(森敏)の放射線画像も数点展示されています。

2. 昨日の東京新聞夕刊第一面ぶち抜きでに以下の記事が掲載されました。
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以下はインターネットからの同記事の紹介です。
<ビジュアル夕刊>放射線を撮る
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きびたき1

 


キビタキ 福島県飯舘村で採取(森敏さん・森住卓さん提供)

おそらくこれから二千年もたったころは

それ相当のちがった地質学が流用され

相当した証拠もまた次次過去から現出し

みんなは二千年ぐらゐ前には

青ぞらいっぱいの無色な孔雀が居たとおもひ

新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層

きらびやかな氷窒素のあたりから

すてきな化石を発掘したり

あるひは白亜紀砂岩の層面に

透明な人類の巨大な足跡を

発見するかもしれません

宮沢賢治「春と修羅」序(抜粋)

     

 見えない。匂わない。そんな放射能による汚染の実態を、見せる手法がある。ところどころに黒い斑点があるこの透明な鳥の写真は、オートラジオグラフ(放射線写真)と呼ばれるその手法で、福島県飯舘村にいたキビタキの被ばくの様子を写し出したものだ。

 放射線写真は、放射線に感光する特殊な板に鳥などの被写体を載せ、被写体から放出される放射線を撮影する。このキビタキは東京電力福島第一原発の事故で放射能に汚染され、住民が避難を強いられている飯舘村の牛舎で二〇一二年一月、写真家の森住卓(もりずみたかし)さん(63)が拾った。東大名誉教授の森敏(さとし)さん(72)が協力し、それを写真にした。

 鳥の形がうっすらと見えるのは、キビタキが全身に被ばくしているため。「翼の黒い斑点は、羽や体に降り注いだ放射性物質。腹部の色が少し濃いのは、昆虫や植物を食べて放射性物質が胃に直接入ったり、筋肉に蓄積したりしたのだろう」と森さん。また、森住さんは「福島の動植物の被ばくを何とか見える形にして、事故の風化を食い止めたい」と話す。

     

 宮沢賢治は長い時間軸でものをみつめ、詩集「春と修羅」の序で「おそらくこれから二千年もたつたころは」と、遠い未来の人々の視点に思いをはせた。

 これから二千年もたった時代に生きる人々は、はるか昔の人間が残した放射性物質に、何を思うだろうか。自然豊かな福島に放出された放射性物質が消え去るまでのほど遠い時間を、今こそ想像したい。 (岩岡千景、藤川大樹)
 

 <8万年の月日> 福島第一原発から放出された放射性物質が10分の1まで減るのにセシウム137は100年。プルトニウム239は実に、8万年。実際にほとんどなくなるまでには、セシウム137で200年以上かかるとされる。

(東京新聞)
  

追記2.本日(4月20日)の東京新聞の朝刊に以下の「放射線像展」の予告記事が載りました。
 

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別途、この新聞写真を拡大してお読みください。


 

 


2014-04-19 12:04 | カテゴリ:未分類

  すでに議論は出尽くしたと思う。

 

  それにしても、小保方さんが自費で弁護士を立ててまで、理化学研究所という大組織に対して自己弁護にたち向かわなければならないような、日本の科学者社会は健全ではない。

 

  生粋の実験科学者である彼女の気持ちは、「早く実験をさせてください、STAP細胞に関わる研究の発展に貢献させてください」に尽きるだろう。

 

  30代の研究者に、あれやこれやの超人的能力を要求する方が異常だ。彼女を批判する既成の権威である研究者たちも、胸によく手を合わせて、若い時に自分がそんなに多方面に有能でありえたかどうか、よくよく考えてみるべきだ。

 

  理化学研究所はここで小保方さんを手放す(首を切る)ような馬鹿なガバナンスをしてはならない。両者は早く和解して山形大の若山氏も再投入して、どんどんSTAP細胞研究を進行すべきだ(すでにしているだろうが彼女抜きでは非能率だろう)。そうしないと、もしかしたら研究成果をハーバード大学に持って行かれるだろう。ハーバード大学では、すでにはるかに研究が先行しているようにも見受けられる。

 

  人がやらない発想で研究することこそが生きがいである若い科学者の人生を、萌芽の段階でつぶしてはならないし、ここまでせっかく育てた人材と研究成果を無にすることこそは税金の無駄づかいになる。

 

  真の「研究評価」は研究をつぶすためにあるのではなく研究者をエンカレッジ(奨励)するためにこそあるのだから。
  
  nature誌 のような商業ジャーナリズムは、掲載内容の科学的真偽が問題ではなく「さわがれること」こそが雑誌が売れて読まれて「嬉しい」のであって、小生がいつも言うことだが、科学者社会がその商業主義に振り回わされてはならない。

(森敏) 

   

2014-04-17 07:11 | カテゴリ:未分類

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一番右のタンポポの花が奇形:茎も異常に太い。


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花の拡大図(上から見たもの):4つの花房が合体して付いている。 
 
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横から見た花房:複数の花が合体していることがわかる。

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茎の基部から摘み取った拡大図(下から見たもの): 太い中空の茎が1本である。

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奇形花を根元から切り取ると、その中空の切株の基部周辺にたくさんのこれから抽苔するべき小さなつぼみが見られる。この奇形の茎だけが一番早く抽苔したことがわかる。



    昨年は東京でのタンポポの観察は時期遅れになって背の高い「日本タンポポ」しか観察できなかった。今年は背の低い「西洋タンポポ」がいまから花盛りになりつつある。そこで、文京区周辺を観察してみた。主に昨年日本タンポポで奇形が観察された地域をざっと自転車で回ってみた。

 

  驚いたことに、2か所、昨年、日本タンポポで「双頭の奇形」が観察されたと同じ場所で西洋タンポポの奇形が観察された。

 

  ここで示すのはその一か所のものである。

 

  今後少し時期が遅れて始まる日本タンポポでも奇形が観察されるかどうか、さらに観察を続けたい。
 

  このwinepブログで「タンポポ」というキーワードで過去の奇形写真が見られます。

 
(森敏)

 


2014-04-10 11:21 | カテゴリ:未分類


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多分まともな毛並みのシカ

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多分栄養欠乏のシカ


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多分栄養欠とふつうの毛並みのシカ  

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多分栄養欠乏のシカ

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多分激しい栄養欠乏のシカ



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かなりまともな毛並みのシカ
 

近鉄奈良駅から東大寺への参道を歩いていると、たくさんのシカがいるのだが、そこに居るシカのその毛並みが尋常でないように見えた。冬場の草が十分に生えていない時期を過ごしてきたためか、ある種の栄養欠乏で毛が白化して、はげ落ちて、皮膚が露出しているのではないかと思われるシカがかなり見られた。(上の写真)

 

この症状は、先日のブログで紹介した福島の吉沢牧場の「牛の毛の白化現象は銅欠乏によるメラニン合成酵素活性の低下のゆえである」という、農水省の診断に酷似しているように思われた。

 

石畳の参道周辺の土壌にはほとんど草が生えていないので、このシカたちの主要なえさの供給源は観光客からの「シカせんべい」なのかもしれない。掃除のおばさんに聞いたら「誰かがとくべつに定時のえさをシカにあげているとは思えない」とのことであった。

 

この異常な皮膚症状の早期回復にはシカせんべいにわずかに硫酸銅を添加する手が有効であるのかもしれない。

 

それとも草が十分に生えてくれば自然にこの皮膚症状は治るのかもしれない。東大寺の土壌はもしかしたら銅欠乏で年中こういう症状がシカには出ているのかもしれない。いわばシカの風土病か?

 

シカを管理している公園課の人たちにとっては年中行事のあたりまえのシカの生理現象なのかもしれないのだが、気になったのでここに記しておいた。







 
(森敏)

2014-04-07 22:01 | カテゴリ:未分類

      東京では人々は少し無神経になっているようだが、コケ類や土はまだまだ放射能を蓄積したままである。
 
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      試みに文京区の鐙坂(あぶみざか)というところの御影石の石垣の石組の間に生えているコケとそのコケが生えている土砂をこそぎとって測定してみた。(2013年8月23日サンプリング、2013年12月13日ゲルマニウム半導体測定)

  

    第一表に実測値で示すように、去年の年末の時点で土砂は13000ベクレル以上あり、コケは8000ベクレル以上あることがわかる。


  

第一表
 Cs-134 (Bq/kg)Cs-137 (Bq/kg)総放射性Cs(Bq/kg)
 
コケ223559428176
コケ下の土砂3635950113136
採取場所:文京区鐙坂(あぶみざか)
 

 

(森敏)